付き合っている相手に1回でも浮気をされたり騙された経験がある人は、もしかして自分には見る目がないのではないか?と思うかもしれませんが、それは見る目がないとは限りません。



見る目がないというのは、相手がどういう人物か知ろうとせず、スペックや外見だけで選ぶ人のことを言います。


イケメン好きや巨乳好きなど、それさえクリアしていたら好きになるとか、優しくしてくれたり自分に言い寄って来てくれただけで簡単に好きになってしまうとか、そういう人が見る目のない人。




付き合った人全員に浮気をされたという人がいたとしたら、それは見る目がないのではなく、浮気しそうな人が好みだったり、自分が相手に浮気をさせてしまうような態度を無意識に取っていたのだと思います。



同じようなことで傷つき別れるハメになる人は、何が悪かったのかな?と反省をせず、原因も追究しないまま次も似たような相手を選び、同じ言動をしているから同じ目に遭うだけ。



私は1回目の結婚で、お金についての話し合いをしないまま、お互いの金銭感覚を知らずに結婚をしてそれが大きな原因となって離婚をしましたが、見る目がなかったとは今でも思っていません。

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お金の話は大事 結婚前に必ず話し合いましょう



話し合いをしなかったのが悪かっただけで、見抜けなかったとか騙されたというわけではないので。




それでも中にはこういうことがあると、自分は見る目がないのかな?と不安になってしまう人もいるでしょう。


だけど自分には見る目がないと思い込んでしまう方が良くない人を逆に引き寄せてしまったり、良い縁を逃してしまうことに繋がります。


見る目があると思っていれば相手の良い面を見つけられるので信用できます。

信用していることが相手に伝われば、相手からも信用されます。




見る目がないと思っていたら相手を信用できないので、減点式で相手を見てしまったり、浮気に繋がるような何かをいつも見つけようとしてしまいます。





信じ切っていたのに騙された・・・そういうこともあると思いますが、そういう場合はただ相手が心変わりをした、あるいは自分が望んでいた幸せの形と、相手が求めている幸せの形が違ったのでしょう。


裏切った相手が悪いのに、それを見抜けなかった見る目のなかった自分が悪いと自分のせいにしてはいけません。







いつもきれいに身だしなみを整えて、完璧に片付けられた部屋で見栄えのいい手料理を作っていても、夫がそういうのを望んでいなかったのなら、残念ですが妻の完璧な家事は自己満足のためだった、となります。


たまにはカップ麺を食べたい、あまりにも綺麗な部屋だと汚してはいけないと思って寛げない、そう感じる男性もいます。



それでもし夫が自分とは真逆のタイプと浮気をしていたのなら、息抜きがしたかったのかもしれません。

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いけないとわかっていても、不倫をしてしまう心理




それは見る目がなかった、信じていたのに裏切られたとはちょっと違う。


もちろん窮屈さを感じたら浮気をしてもいいとは思いませんし、どちらがいけないのかと言えば浮気をして裏切った方だと思います。



ただ相手が求めているモノを見ようとしなかった、相手が喜ぶだろうと思ってやっていたとしても自分にとって良いと思うことばかりしていたのだとしたら、そこを見直す必要はあるのかな?と感じます。





昔、ある男性タレントが離婚理由として、

家でもきちっとした格好を求められ窮屈だった。 

外で気が張っている分、家の中ぐらいはだらしない姿で寛ぎたかった。



というようなことを言っているのを聞いて、その頃まだ独身だった私は、へぇ~そういうこともあるのか・・・と思いました。


元奥様は、そのお父様が立派な方で家でもきちっとした服装をして、ジャージで寝そべるようなタイプではなかったため、それが普通だと思い、元夫のそのタレントにも同じことを求めたようです。




私の父は風呂から素っ裸でリビングまで来て、TVを見ている私とTVの間に立ち、タオルを縦に前後に擦りながら股を拭くような人だったので(苦笑)、これより最低な姿を見せる男性はそうそういないだろうと、普通のラインが世間一般より相当低かったため、今の夫が家に帰るなりジャージ(パジャマ)に着替え寝転んでゲームをしていても、そのままイビキをかいて寝てしまっても何とも思わない妻になりました。


男性に対して寛げる場を提供できているとしたら、ある意味これは父のおかげなのかもしれません・・・。




こんな人とは思わなかった=見る目がなかったのではなく、ただ自分が普通と思っているラインが相手とは違っただけ、ということもあると思います。




それでも見る目を養いたいと思うのなら、



日頃から自分の考えを持ち、それを周囲にも伝えて行く

見る目がないとわざわざそれを言いふらさない

どういう人なら信用できるのか、自分なりの基準を持っておく




そして、自分を信じること。


自分を信じられない人は他の人も信じられませんので、見る目がある・ない以前の話になります。

まずは自分を信じられるようになってくださいね。



(☟自信を持つための話はこちらからどうぞ)
自信を持つために、まずは自分の意見を持ち自分が満足できることを始めよう(前編)

自信を持つために、まずは自分の意見を持ち自分が満足できることを始めよう(後編)

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