恋愛と結婚は別とよく聞きますが、好き(好みのタイプ)というだけでは長~く生活を共にするのが難しいからかな?と思います。
恋愛は良いとこだけ見て付き合うのが可能。
おしゃれして外で会うことが多く美味しい物を食べてきれいな景色を見ていろんなことを楽しむという感じ。
ところが結婚をすると朝から寝るまで外見を整えたままでいるのは難しく。
お風呂上りや休みの日ぐらいダラダラして適当に過ごしたいとも思うし。
外食ばかりするわけには行かないのでどちらかが毎日料理をして2人分の洗濯&掃除片付けもすることになる。
外で会うと素敵だった彼はヒゲ伸び放題&ダサいジャージで寝転がりスマホでゲームばかり。
結婚前には「しんどい時は料理しなくていいよ、外食しよう!」と言っていたはずなのに、「今日は外食にしない?」と言えば「もう結婚したんだから節約しないと」なんて不機嫌な顔をされる。
「脱いだ靴下はここに入れて」と何回言ってもその辺に脱ぎ散らかし、紙が無くなったのにトイレットペーパーを交換しないままトイレから出て来るetc.
好きな人と結婚できたとしてもこういうのが結婚生活です。
今まで見えなかった姿をお互いに見せ合うことになり、こんなにグータラとは思わなかったという意外な一面も知ることになります。
恋愛脳のまま婚活をする人の多くは結婚したいというだけで、その後の生活をあまり考えていないように思います。
なので、
好みの外見であること
すぐ好きになれるかどうか
これにやたらとこだわる。
何にこだわるかは人それぞれだし最初は誰だって多少は相手の外見を気にしますが、恋愛脳の人はこの2つにばかり気を取られている気がするんですよねぇ(-_-;)
「結婚相談所で恋愛を経て結婚したいと考えるのはダメなんですか?」と聞かれたことがあります。
ダメじゃないんですよ。
みなさん恋愛をして成婚退会していますので。
ただ成婚に至る人は
結婚できそうな相手を選び
時間をかけて好きになっている
ここが恋愛脳の人とは大きく違っています。
出会ってすぐに好きになれるか&外見が好みかどうかは気にせず、共通点を見つけるなどして良い関係性を築けそうな相手かどうかを見ています。

好みのタイプにこだわる恋愛脳の人に結婚観を聞くと本当にみなさん「いつまでも仲良く暮らしたいです」程度のことしか言わない。
かなり漠然としています💧
最初に書いたような結婚生活になるかもしれないことを全くイメージしてなくて、ただ好きな人と一緒になれたら幸せ♡という夢見る10代のような発想を持ち続けていることが多い。
結婚した後の生活まで見据えている人は
そういう夢見るタイプを選ばないんじゃ
ないでしょうか?
同じタイプでどちらも外見が好みという奇跡の出会いがあったとしても、恋愛脳の人は「うーん、何となく違う気がするんですよねぇ」「○○な一面を見て気持ちが冷めてしまいました」と言い出すなど完璧を求めがち。
また曖昧な結婚観なので価値観の擦り合わせが苦手だったりします。
話し合いが上手く行かないと「やっぱり結婚なんてムリです!!」となるか「もう面倒なんで何でもいいです、相手に合わせます」みたいなことを言う(;´∀`)
こうなってしまうと婚活は苦戦するし結婚してから苦労することになります。
もうよい年齢だし周りもみんな結婚しているので結婚したいと思った人で、どのような相手が合うのか、どういう結婚生活を送りたいのかがよくわかっていない人は先に自分自身と向き合いましょう。
好みのタイプで好きになれた人と付き合えたら(結婚できたら)それでいい、いろんなことは今決めず結婚後に何でも話し合えばいいと考えていても、全く価値観が合わなくて話し合いにすらならないとか思いもしなかった出来事が起きるなど結婚生活はそういうことの連続です。
好きという感情はそのような日々の中で薄れて行くのが現実。
いろんな感覚や価値観、趣味、好きなことや苦手に思うことなどが似ている人、相性の良い人を選べたら好きが減っても他の感情で補えます。
それに恋愛脳のまま婚活すると時間がかかるし、出会えないまま年を重ねる可能性すらあるんですよね💦
コミュ力があって見る目もあるというモテ系の恋愛脳の人ならそんな心配は不要だけど、そういう人はそもそも結婚相談所に入らなくてもいいわけで。
何よりしっかりと相手を見て自分のことも知ってもらった上で結婚した方が長く良い関係が続けられるので、自分の内面と向き合って意識改革を行ってから婚活に挑む方が結果は出しやすいと思います。
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