みなさんの周りにもいませんか?



友達だから(大事な人だから)と親切にして、何か嫌なことをされても「悪気はないから・・・」と怒らないで許していたらどんどんつけ上がって行く人。



例えば物作りが得意な友人に何か作って欲しいとお願いするとして、友人だから特別価格でいいと判断をするのは作る側だと思うんです。


「材料費だけでいいよ」と言うと「いやいやそんなの申し訳ないからちゃんと請求して!」と言ってくれる人だからこそ作る側は良い物を作って喜んでもらおうと思えます。




なのに「友人だしタダで作ってくれない?」なんて図々しく言われたら不信感か不快感しかないです、その人に対して。




私が尊敬している精神科医Tomy先生はこんな風に言っておられます。



優しさは、


相手の優しさを充分理解する人
申し訳ないとなかなか優しさを
受け取ろうとしない人に渡しましょう

間違っても優しさを要求する人に
渡しちゃいけない





ここ数年、本当にその通りだなぁーとしみじみ思います(;^_^A




距離を置いている2人の友人はまさに優しさを当たり前のように考え、私には何をしても平気だと思うのか親しき中にも礼儀ありが欠落しているかのようで。



意図せず不快な思いをさせたり自覚のないまま傷つける、というのはお互い様だと思います。




ただ私は人の外見をいじるとか見下す発言はしないし遅刻して待たせても平気だなんて思ったことはないので、他の人には言わないような失礼なことを平然と言う友人、毎回遅刻するのが普通で何もかもこちら任せが当然となっている友人に対しては気持ちが下がって付き合う気がなくなりました。




長~い付き合いを振り返ると10代の頃からそういう人たちだったんですよね💧
元々の感覚が全然違っていたのなら関係が終ったのも納得。








人から受けた優しさに対して、どういう態度を取るかは2つのタイプに分かれると思います。

親切にしてくれる人を大切にしよう
自分もその人に親切にしようと思うタイプ


嫌われたくない相手には気を遣って
遠慮がちな態度を取るけど、
親切にしてくれる人には甘えて
図々しくなるタイプ






後者タイプが優しくされるとつけ上がってしまうのは、



①図々しいことに気づいていない

②鈍感なだけで悪気はない


③甘えたがりで依存度が高い

④人を見下す癖がついている

⑤自分のことしか考えていない

(思いやりが欠如している)

⑥いつも損得勘定で動く



こんな感じかな?と思います。





対処法としては、①か②ならキッパリ断るか「ちょっとそれは図々しいんじゃない?」と正直な感想を言ってしまっていいと思います。




甘え過ぎという自覚がない③には甘えだと気づかせて、反省するようなら改善の見込みはあると思いますが、被害者意識が強く言い訳ばかりする人ならそういう人だと思って付き合うか、親切にするのをやめる方がいいでしょう。





④⑤、①~⑥がいくつか混ざったタイプは表面だけの付き合いにして距離を置くのがベスト。



指摘をしても言い訳ばかりで改善されることは少ないです💧





無意識に人を見下してしまう④は誰かを否定することでしか自分を肯定できないのだと思います。




このタイプは人によって態度を変えます。
好きな人、尊敬している&自分が認めている相手には気を遣います。



自分の方が立場が上だと思った時やこの人には言いやすいと思った時だけ無神経かつ図々しくなります(-_-;)



 








⑤は自己愛が強いか自己中心にしか物事が考えられないので話をしてもわかってもらえません。



このタイプだと気づかずに親切にしていると都合良く使われるだけになります💦





図々しい③④⑤は親切にしてもらっても当たり前と思い感謝をしなかったり感謝しても口先だけで、自分も親切を返そうという発想にはなりません。




常識やマナーは守ろうとするので、結婚祝いを渡す、旅行に行けばお土産を買うなどそういうことはするのですが、相手を思っての行動というより「こういう時はこうするのが普通、こうしておけば良い」という考えで動くため、彼らのそういう行動を友情や優しさだと勘違いしたらガッカリするでしょう。





基本的にはしてもらうことが当たり前の感覚で相手の都合などお構いなしに長電話をするなど親切にする側の負担を考えないので長く関わるとストレスを感じるようになります。






⑥は目的があって人付き合いをする、あるいは損をしたくない意識が強いので、親切にすることで何かメリットがある時はそうする、という感じです。




割り切って付き合うのなら問題ありませんが「友達だと思っていたのは私だけだった・・・」となりやすいのはこのタイプかもしれません。






見返りを求めて親切にするわけではなくても、同じような思いやりを見せてくれる優しさのキャッチボールができる人=優しさを当たり前だと思わない相手かどうか見極めることが大切。





人は誰でもラクな方に流れてしまう生き物。
頼みもしないのに親切にしてもらえたらラッキー!と考え、それに慣れてしまうと感謝もしなくなる。




そのことを忘れずに。




私ばかり優しくしている気がする・・・とお嘆きの方は親切にする相手をしっかりと選びましょう。




つけ上がるタイプは自分とはタイプが違うのだと理解することも重要です。




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