所さんのTV番組「笑ってコラえて!」の中で、コインランドリーに来ている人に「あなたが人生で選択をしたことは?」を聞くコーナーがあり(選択と洗濯をかけていた)、興味深く見ていました。
『人生の選択』と言うと大きなことをイメージしがちですが、私たちは常に何かの選択をしながら生きています。
朝何時に起きるかに始まって、どの仕事から手をつけてお昼は何を食べるか、どのTV番組を見て家族と何の話をするかetc.
日常の些細な選択は人生に大きな影響を与えませんが、少し前に書いたブログのように『誰を信じ、何を信じるか』の選択を誤ると、人生が思いもよらぬ方向に動くことはあります。
どの高校・大学に行くかで人との出会いは変わるでしょうし、どこに就職をして誰と結婚をするかなど、人生の転機となる大きな選択の場合は、選択次第で人生は変わって来ます。
1つだけ言えるのは、
その選択は自分がして来たことで、
その選択の結果が今ということ
仕事や結婚生活、人生そのものに不満がある人もいると思いますが、1人で生きていけない、自分で選択できない子供時代は別として、大人になってからはそれを選んで来たのは自分自身。
自業自得ということが言いたいのではなく、誰かのせいでも何かのせいでもなく、自分で選んで来たという事実に目を向け、選択次第でこれからを変えることはできるということを伝えたいです。
過去は変えられませんが、今からのことは変更が可能。
これまでの自分とは違う選択を
してみることで未来は変えられる
ということに目を向けてみる。
スピリチュアルの世界では、潜在意識がそうさせたので、今そのような状況なのは自分が望んでなっている、という風に言いますが、これは「行動(選択)による結果」という意味では一理あります。
虐待や流産など、望んでいないのに悲しい思いをしたという場合には当然ですがこの理論は当てはまりません。
単純な選択「する」か「しない」かで、「しない」を選んで来たから今の状況になっているのなら、「する」にしてみれば変わります。
嫌われると思い込んで自分の考えなどを何も言おうとしなかった人は、どんどん自分の思いや考えを口に出してみる。
何でも真面目に「する」ばかりだった人は「しない」に変えて、完璧にしようとしていた家事や仕事、人との向き合い方を少しだけ気楽に考えて手抜きも覚える。
やりたくないことは無理をして我慢をしてまでしなくていい、そういう「しない」という選択もあるということ。
行動を変えると自然と生まれる感情も変わって来るので、思考がなかなか変えられない人はまず「行動」を「選択」を変えてみると、これまでと違う世界が広がるのではないでしょうか。
(☟こちらも合わせてお読みくださいませ)
誰を信じるか、何を信じるかによって生き方は変わる