有名な心理テストなので、若干内容が違っていても似たようなテストをしたことがあるかもしれませんが、突然思い出したのでこちらで紹介しようと思います。
あなたは猿・トラ・牛・馬・羊という5頭の動物を連れて砂漠を旅しています。
だけど過酷な状況でお金も食料も無くなりかけ、5頭の動物たちを順番に手放すことになりました。
どのような理由で、どの動物から順番に手放して行きますか?
答えを見ないで順番に選んでみてくださいね。
できればその動物を選んだ理由もメモしておいてください。

それでは答えです。
これは『あなたにとって大事なもの』がわかる心理テストです。
動物はそれぞれあるモノを象徴しています。
最初に捨てたものはそれほど重要に思っていないもので、最後まで残したものがあなたにとって大事なものということ。
猿・・・家族(子供)
トラ・・・プライド
牛・・・食(食欲)
※お金という場合もあり
馬・・・仕事
羊・・・恋人
いかがでしたか?
当たっていたでしょうか。
何を大事にしているかだけではなく、どういう考え方をしているのか?もわかる意外と深い内容になっています。
これは10代の頃に私の周りで流行った心理テストですが、その頃はただ「当たってる!」と友人たちと盛り上がっただけでしたが、ふと今振り返って、その心理テストの結果とその人の人生がどう結びついているか考えてみました。
Aさんは、猿、虎、羊、馬、牛の順番に手放して行きました。
理由は、猿はうるさいから要らない、虎も怖いし役に立たない、羊は何となく可愛いし暖を取れる、馬は乗れる、そして最後まで残した牛は食べることができるから、とのこと。
Aさんは自分を中心に考えているところがポイントです。
対するBさんは、虎、馬、牛、羊、猿という順番です。
砂漠で手放すことを考えると、1頭でも生きて行けそうな強い順にした、猿を最後まで残したのは人間に1番近く話し相手になってくれそうだし情があって手放せないという理由。
BさんはAさんとは逆で、最後の猿以外は動物のことを考えて順番を決めています。
これは実際にその当時友人たちから出た答えなのですが、Aさんはずっと家族仲があまり良くなく、やがて食に関する仕事に就き、何よりも仕事が好きでお金は裏切らないとFXや株にも興味を持って賢く稼いでいます。
Bさんは今も相手の立場になって物事を考え、あまり要領のいい生き方はしていませんが、友人や家族を大切にしてそれなりに幸せに暮らしています。
たかが心理テスト、されど心理テストですね。
さすがにトラを最後まで残す人は周りにはいませんでしたが、後半に残すという人に理由を聞くと「かっこいいから」「強くて自分を守ってくれるから」と、トラ=プライドというのが納得できる理由を言っていました。
10代の頃に何を大切に思っていたのか、その人のその時の価値観はしっかりとその後の人生に反映されていて、大人になって大きく価値観が変わった・・・ということにはなっていなかったのです。
(☟こちらにもあります)
「月曜から夜ふかし」で紹介されていた心理テスト