誰かと話をしている時や仕事中など、たまにそれってどういう意味で言っているのだろう?と思っても聞けないまま・・・ということはありませんか?
とくに大勢で話をしている時や会議中は、聞ける雰囲気じゃないし話の腰を折りそうだし、自分以外のみんなは理解しているようなので・・・と、疑問に思っても聞きにくいということが私はよくありました。
そんな時は後から「さっきのアレってどういう意味?」と他の人に聞いてみるのですが、「さぁ? 〇〇なんじゃない?」と理解している風だった人も本当はわかっていなかったりして( ;∀;)
伝言ゲームでは、人数が多ければ多いほど最初の人が話した内容から変わって行き、余計なものが足されたり何かが足りなかったりしますね。
これは聞いた人が聞いたままを暗記して話をするのではなく、
内容をその人なりに解釈をして次の人に伝えるから、正しい内容が伝わらないような気がします。
なので私は自分なりの解釈をして多分こうだろうと決めつけないようにするため、なるべくその場で本人から話を聞くようにしています。
本当にその人の取った行動や発言を正しく理解しようと思ったら、「なぜ、どうしてそう思ったのか?」を掘り下げる必要があります。
人が取る行動や発言にはその人なりの意味や理由があるのですね。
お互いによく知った間柄でも、本当のところは本人に聞かないとわかりません。
本人でもハッキリとわからないまま無意識でしてしまったということすらあります。
だから(多分こうだろう・・・)というのはあくまでも憶測でしかないのですよね~
夫のことでも確認をしないとわからない言動が今でもたまにあります。
話を聞くと自分なりの解釈と夫がなぜそうしたのかに大きな差があったりして、あーやっぱりよく知っているつもりでも聞かないとわからないものだなぁ~と思います。
今は本当に便利な世の中になって、ちょっと気になったことがあったり知らない言葉を耳にすると気軽にスマホで検索できますよね。
検索は気軽にするけど、会話の中で「?」と思ったことを本人に直接聞くことをしない人はけっこう多いのではないでしょうか。
疑問に感じたことは放置せずにちゃんと聞いたり確認をすることはとても大切だと思います。
それをしないことが多いので意思の疎通が上手く行かなかったり誤解が生じます。
とくに関係を大事にしたい人には、この「なぜ?」を聞かないとその人を正しく理解できず、
自分が勝手に思い描いたその人を見るだけ
となります。
結婚相談所時代は会員から「誤解されたようで酷いことを言われた」「突然ムスッとされ、そのまま無言で帰って行かれました」という報告を受けることがあって、「その時あなたは何と言ったの? ちゃんと理由は聞いた?」と言うと、「理由は聞いてないけど多分〇〇だと思う」と相手の感情や考えを勝手に決めつけ、自分の思いなども本人には伝えようとしない人がほとんどでした。
「そういう話し合いができないと結婚してから困りますよ」と伝えても、「そんなこと言われても聞けないのだから苛めないでください」と返されて、う~~~ん・・・となることもよくありましたね💧
言いたいことが言えない理由ときっと同じなのだと思いますが、理由を聞けば納得したり許したりできることもあるのに、聞くことをしないままそういう良くない決めつけをして行くから、好きだったはずの人との関係が壊れて行くのではないのかな?と思います。
実際に離婚を決める女性の中には浮気や暴力というようなことが原因ではなく、小さな不満の蓄積&些細なことを我慢し続けた結果、壺に溜まった水が溢れ出てしまうように、もう修復不可能となって離婚を選ぶ人が多いそうです。
「どうして?」と理由を聞いただけで怒り出すような人は滅多にいないし、仮に理由を聞いたぐらいで怒り出すような相手なら、むしろ「こんな人とは結婚できない」と結婚前に判断できて良いような?
聞くことをしない人は、聞かれることも嫌がりますね(;´∀`)
でもそのせいでお互いを理解することがないまま関係を終わらせたり、愚痴や不満を持ちながらも惰性で続けたりしてしまいイライラが消えないように思います。
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