完璧主義な人、自他ともに厳しい人は『結果が全て』だと思いがち。
そして、常に結果を求められ期待に応えて誰かに褒めてもらうか認めてもらうことでしか自分を肯定できない人は、望むような結果が出せなかった時に自分を責めてしまいます。
☟ここでも結果が全てではない、自分にダメ出しをしてはいけないという話を書きました。
結果よりその過程や行動したことを認める
華やかな世界で活躍し大勢のファンに愛されている有名人やビジネス等で成功している人たちでさえ、一人になると不安が拭えず孤独を感じ占いや宗教に依存してしまったり、結果が出せているのに満たされない思いを抱えていることもあります。
身近にもいませんか?
恵まれている風なのに満たされないとなぜ悩んでいるのかな?
何がそこまで不安なんだろうという人が。
あるいはこのブログを読んでくれているあなた自身が、いつも自分にダメ出しばかりで何をやっても上手く行かないことを嘆く日々かもしれません。
どうしてそんなに自信がなくて常に不安を感じ、誰かと比べることがやめられないのでしょう?
自己肯定ができていないから
多くの人がこう言います。
自分らしく生きていないから
自分への理想が高過ぎるから
私はこの2つも大きな理由だと思います。
自分らしく好きなように生きるなんて許されないと考え、個性を殺し自分の気持ちを無視してでも人並みや周りに合わせようとしてしまう。
どれほど多くの人に認めてもらっても、本人が(こんな自分じゃダメだ・・・)と自分を認めない限り、どんなに頑張っても満足できず、神経を擦り減らしながら完璧を目指そうとするでしょう。
現状に満足ができなくてもっと上を目指す向上心なら問題はないのですが、それなりの人生が送れている&しっかりと結果も出せているのに常に『満たされない』という感覚があるのだとしたら、
誰かのために生きていて
自己肯定&自己満足感が低いため
幸せを感じにくくなっている
自分に厳し過ぎて自分に対する理想の
ハードルを上げ過ぎている
のではないでしょうか。

自由を愛し一般的な生き方から外れ続けて来た私は、自己肯定できていたから自分らしく生きて来れたのだと思います。
何がしたいかわからないからと大学まで行かせてもらったのに学年でただ一人、『フリーター』という言葉もなかった時代に私だけ就職先が見つけられずアルバイトをしながらの自分探し。
正社員で働くようになっても転職を繰り返し、いくつになっても推しを追いかけ一向に落ち着く気配なし・・・💧
もちろん焦りも不安も感じてはいたのですが、そんな自分をダメな人間とはあまり思わなかったんですよね。
気にしない
そういう生き方もある
みんながしているから私もそうしないと、と思っても合わせることが苦痛で難し過ぎて(苦笑)
誰に迷惑かけているわけじゃないし、1人ぐらいこういう人間がいてもいいだろうぐらいの気持ちを持っていなかったら、こんな親泣かせの他の人と違う生き方はできません。
友人たちは公務員になったり証券会社や銀行、有名企業に就職した人もいて、いわゆるあの時代の適齢期になると相手を見つけて結婚して行き、当たり前のようにマイホームを建てたりしていました。
なんでみんなと同じように生きられないのかなぁ・・・と自分にウンザリする日もあったけど、どこかで人と比べても仕方がない、あの人と私は違う人間だし、みたいな開き直りのような思いもあって(;´∀`)
こんな感じで、
ありのままの自分をそれでいいと
認められるのが自己肯定
上手く行ってないなぁという状況でさえ、
どんな自分でもダメだなんて思う必要ない
今まで何とかなって来たのだからこれからも何とかなる
こんな風に考えて生きたいように生き、今の何も成し遂げられていない自分でさえOKと思えるようになれば、他人と比べることも減り満たされないと嘆くことはなくなります。
いつどんな時も、
一生懸命頑張っているのを
1番身近で見ているのは自分自身
私だって手を抜いてふざけて生きて来たのではなく、自分なりに必死に生きて来たんですよね。
気楽で楽しそうとしか思われてなかったけど。
友人たちからはそう見えなくても、私は自分が(これでも)真面目に頑張っていることを誰よりも知っている。
だから1番の味方は自分であり、
責めるのではなく「よく頑張ってるよ!」と声をかけ、
自分を応援することが
何よりも大事
と、人生を振り返る度にそう思います。
人と違っていてもいい。
理想の自分から程遠くても構わない。
誰かに理解してもらえなくても大丈夫。
こんなにも情報過多で、便利だけど生き辛い世の中を毎日頑張って生きているだけで十分ですから(*^-^*)
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