前夫と離婚をしたのはもう10数年前になりますが、今年に入ってからある友人と会っている時に、何かの話の流れから私の離婚話になりました。



ブログでも何回か書いたように、好きじゃなくなったからという自分勝手な理由で離婚をしたと、自分を責めてはいませんでしたが、悪いのは私の方で前夫には最後のわがままを聞いてもらった、ぐらいの考えでいました。


ところがその友人が、とくに結婚直後の話とかを聞く限り、キツイな~これでは離婚しても当然かな?と思ったと言い出したのです(なんで今さら?ですが)





私は興味もなかったし大金をそういうことに使うのが嫌だったので、式や披露宴は一切する気がありませんでした。


でもせめて親族だけの食事会はしようとなると、隣の隣の県に住んでいた私たち夫婦や、新幹線で3時間以上離れた場所に住む私の親族のことは頭になかったのか、前夫の母親は当然のように自分たちの近くのホテルを決めてしまいました。

私の考えで式も披露宴もしない上、新婚早々文句を言うのもどうかと思って仕方なく従うことに。



私側の親族の交通費や宿泊費に関しての配慮を夫側は何も考えていなかったので、ホテルでの費用は全て夫に任せるつもりでいたのですが、前夫は予約時に前払金を支払った後、はるかに多い残金の支払いを「残りは払っておいて」の一言で済ませようとしたのです。




当然ブチ切れました。


したくもない食事会、勝手に場所も決められて親族の交通費等全額こちら側で負担、その上100万円近くをかなり年下の女性に払わせようという神経がわからなかった。




理由を聞くと「お金がない」と言うではないですか💦


お金がないのになぜホテルでの食事会をしようと思ったのか?

100万円すら払えないのによく結婚しようと言ったな!!




と、呆れ果て鬼のような顔で怒った私に前夫は、


ごめんなさい、じゃあやめようか、食事会


と言ったのでした・・・。(結局しましたけどね)






この一件で急激に気持ちは冷めていたのですが、結婚して1ヶ月程で離婚なんて考えようとは思わなかったし、結婚をしたのだからこれぐらいのことは我慢しないといけない、こういう事を乗り越えないと本当の夫婦になれないと当時は思っていたのですね・・・。


☟少し前にここで書いたところの、理想追求同士でした。

マネージャータイプなのか選手タイプなのか




悪い人じゃないし気が合って楽しかったのは確かでしたが、二人して考えが甘く、結婚を決める前にお互いの貯金とか収入についてとか、生活費はどうするという話をしないまま結婚をしたのが大きな間違いでした💧

自営業で年に1回店を閉めて海外旅行に行っているのを知っていたし、自分よりはるかに年上の男性が貯金がほとんど無くて、店の開業資金と車購入の借金(ローン)しかない状態で「結婚しよう」と言うなんて思いもしなかった。



結婚相談所での出会いなら、お互いがこんな甘い考えでいたら結婚なんてできませんが、日常での出会いだとこういう事も起きてしまうんですね~💦




引越のため正社員は辞めていたし、結婚をしたら自分の遊ぶお金だけパートで稼ごうぐらいの考えでいたのに、そういう話し合いをしなかったので財布は別々だったし、生活費はちゃんともらっていましたが、病気になって入院&手術をすることになった時も、心配はしてくれても自分の病気は自分(のお金)で治してくださいねという感じで、夫婦というより単なる共同生活者のような薄~い関係でした。




しかも、この状況で子供を持つのは無理だし、この人の子供は産みたくないと私は思い始めているのに前夫は子供を欲しがって。



出産費用は誰が出すのか!!!

子供を育てるのにどんだけお金がかかるかわかってて欲しいと言ってるのか!


と、ホテルの食事会の時より切れました(苦笑)




言い返すこともできずまた謝ってうなだれていましたが、お金に関しては前夫の脳内が理解できませんでした。




改めてこうやって書くと、


なぜもっと早く離婚をしなかったのか?


と、30代の自分を呪いたくなります(苦笑)




20代は元カレを引きずり、30代は結婚生活を無駄に引き延ばし、


大バカだったのか?


と今の私は本当にそう思いますが、結婚生活抜きの都会での生活はかなり満喫していたので、前夫のこと以外では楽しい思い出がいっぱいある、だからまぁいいかという感じ。





だけど今回友人との会話で、結婚に対する考えの甘さは反省すべきだけど、離婚をしたのは私のわがままではなかったと知れて良かったと思いました。



何でも自分が悪い、自分のせいでこうなったと思い込みで自分を責めてしまうことはよくあります。



冷静な第三者に話を聞いてもらうと実は、よく頑張ったよ!、よく今まで我慢して来たね、と言ってもらえる案件だったりします。



結婚を考えているみなさんはこうならないために、お金に関する話し合いをしっかりとした上で結婚をしてくださいね。




金の切れ目は縁の切れ目という言葉がありますが、それだけお金に対する考え方は大事ということ。


年収が1000万円あっても、あればあるだけ使ってしまう人もいます。



経済力があると言うのは、稼ぐ力(高収入)があるかどうかより、年収関係なく資産を構築する能力があるということなのでしょう。

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