悩んでいる人の多くが
*自信がない
*自己肯定感が低い
こんな風に言われます。
もしも自信があるってどういう状態?って聞くと、
・堂々としていて誰とでも対等に会話できる
・積極的に行動できる
・自分の意見をしっかりと持っている
・いつも笑顔&前向きでイキイキしている
・多くの人から愛されて信頼もされている
という感じの回答が出て来るんじゃないかと思います。
でも、自己肯定感が高いってどういう状態?って聞かれると、答えられない人が多いんじゃないでしょうか?
何となく自信があると被りそうだけどちょっと違うような・・・。
あえて言うなら自分が好きと言える人って感じ??みたいな。
『自信』は行動しながら小さな成功体験などを重ねて行くことで身につけられるもの。
だから『自信がない』を理由に行動しないままだと自信はつきません。
自信がないと言う人ほど、できそうなことから行動して行き、できたこと&すでにできていることを数えるようにしましょう。
『自己肯定感』は逆に行動は必要ありません。
欠点がいろいろあって思い通りの人生になってなくて、不満もあるかもしれない今の自分を
これが私
これでいい
と認めることができたら、もう自己肯定できたことになります。
○○が上手く行かないのは自己肯定感が低いから
自己肯定感が高ければもっとラクに生きれそうな気がする
と言う人もいますが、ありのままの今の自分を認めることが自己肯定なので、
何かを手に入れたら、状況を変えることができれば自己肯定感が高まる
と、思っている時点で間違っているのですね。
そもそも、自己肯定感が高くても悩む時は悩むし、けっこうしんどい&生きづらくて大変なことはたくさんあります(私は生まれながらに?高い方ですが苦労はして来てます)
まず、世の中の「自己肯定感が高くないといけない」みたいな考えに踊らされるのはやめましょう。
自己肯定感の低いことそのものが悩みってことは多分ないはず。
いろんな情報が出回っているせいで、しんどい原因や幸せを感じられないのは自己肯定ができていないからだと思い込んでいませんか?
親からの愛情を受けていない人は自己肯定できないという情報を知って、私は自己肯定感が低いと決めつけていませんか?
一人っ子はワガママとよく聞くけど、多分一人っ子がそれを聞くと「兄弟がいてもワガママな人はいるでしょ?!」って怒るでしょう。
結婚している方が上の立場だと思って「あんな風だから結婚できないのよ」と独身者に向かって言う人がいますが、既婚子持ちのおかしい人&犯罪者だってたくさんいますからね(;^_^A
世の中は私たちが思っている以上に
『決めつけ』だらけ。
そしてそれを真に受けて自分を縛り付けて苦しむこともある。
○○だからこういう人
なんて一概に言えないことの方が本当は多いと思います。
自己肯定は文字通り自分が自分にOKを出すことなので、親に愛されなかった自分は生きる価値がないとか思う必要は一切ありません。
好きな人に振られてしまって激しく落ち込んでいても、親しい友人が1人もいないのが悩みだったとしても、今の自分を認めることからスタートしない限り自己肯定感が高まることはないのですね。
そもそも人間としてこの世に生を受けて今生きている、それだけで十分すごいことなんです。
選ぶことができない親と一緒に暮らし、たまたま同じ年齢&近くに住むだけの子供ばかり集められた学校で勉強をして、受験やら就職活動やらを乗り越えて、時には傷つき落ち込んで悩んで苦しんで。
そういう毎日を送って来ただけで、
よく頑張って生きているよなぁ~
この世に、あの家に生まれたくて
生まれて来たわけじゃないのにさ!
って、10代の頃よく思っていました(;´∀`)
だけど人間に生まれる確率って1億円の宝くじに100万回連続で当たるより低いそうです。
ゴキとして生まれる可能性もあったし、セミだったかもしれないのですよ。
そのことを考えたら、
人間に生まれただけで超ラッキー☆彡
ハエや蚊に生まれ、人間に叩いて殺されることに比べたら、今の悩みとか状況は間違いなくそれよりは恵まれているはず。
人間として生まれたことに責任を持ち、生を全うしようと日々頑張って生きている。
仕事もして恋もして、人に気を遣い誰かに嫌な思いをさせられても耐えている。
そんな自分を肯定せずに否定していたら可哀想過ぎません??😿
そうそう、1番読んでいただけている私のブログは、
1番の味方は自分自身だということを忘れない
ですが、私もあの頃に書きながら
ええこと書いてるやん、私( *´艸`)って思っていたんですね~
だから1番読んでもらえているのが嬉しくて。
今回はその記事と同じぐらい大切なことをお伝えしたつもりです。
読んでくださった方が少しでも自分を肯定できますように・・・。
(☟こちらも合わせてお読みください)
他者評価で自己肯定感を高めてはいけない 周囲の評価は簡単に変わってしまう
自己肯定感は高めようと思って高められるものではない