突然ですが、バス停って電車のホームと違ってちゃんと並ばなかったりしませんか?
駅前など乗る人が多い場合はちゃんと列ができているのですが、2・3人しか乗らないバス停とかお年寄りが多いバス停ってみんなその辺に座っていたり離れた場所に立っていたり。
後から来たら誰の後ろに並べばいいのかわからないことがあったり、順番を無視してバスに乗り込む人が多いです(;^_^A
この前も1番に並んでいたのに、時刻表を見るようにバス停に来た杖をついたおじいさんが、横にいる私なんて見えていないかのように前に立ち、当然のように1番に乗り込んで行きました💧
相手がお年寄りでも、順番抜かしを平然とされると一瞬ムッとしてしまうまだまだ修行が足りない私です・・・。
前はムッとした時、その怒りを無理矢理抑えようとしていましたが、最近は『実害』を考えるようになり、無理なく怒りを抑えられるようなったのですね。
例えば上記の話、おじいさんが自分より先にバスに乗ったところで実際は何の被害も損もない。
仮に座席が1つしか空いていなくて、どうしても座りたかったのにおじいさんに座られてしまうと実害と言えるかもしれませんが、そういう時は相手と自分の状態を比べるようにします。
杖をついたおじいさんと私、
どちらの方がバスの中で立っているのは大変だろう?と。
ここまで考えたら、おじいさんに順番抜かしをされたこと、席に座れなくても『納得』ができるので、結果これで良かったんだとなって怒りが消えるという感じです。
怒り ➡ 実害を考える ➡ 相手の状態や事情を考える ➡ 怒りが消える
こんな感じで思考を巡らせると、ちょっとしたイライラは落ち着きます。
これを感情のまま処理しようとしたら、
怒り ➡ 許せない! ➡ 何で私が?! ➡ ストレスになる
こうなるので、これが重なるとストレスが溜まります。
良かれと思ってしたことである人を怒らせてしまったことも最近あって、最初は(は? そんな程度のことで怒る??)とムッとしました。
咄嗟に沸く感情までコントロールできないし、そこにフタをすると良くないので、感じたことはそれでいいのです。
その後ですね、大事なのは。
怒らせてしまった ➡ 反省する点はなかったか振り返る ➡ ここがまずかったかも?に気づく ➡ 次回から気をつけよう
こう思えたら、自信喪失にならないし長く引きずったりしません。
要するに、感情から思考を巡らせる方向に上手く切り替えができるかどうか。
怒らせてしまった ➡ 嫌われたかもしれない ➡ どうしよう? ➡ 自分を責める ➡ 落ち込む(自分を嫌いになる)
これは良くない方のパターン。
何度も書いていますが、
反省=自分を責めるではありません。
反省とは、自分の発言や行動を振り返り、良くなかった点を探してそこを改善しようとすることです。
自分を責めるという行為は、自己否定や自己批判で終わるため自分を嫌いになるだけで改善しようという前向きな意識になりません。
イライラを感じたり何かをやらかして落ち込みそうになった時は、
ぜひ上記のように『連想ゲーム』的に思考を巡らせ負の感情を外に追いやるようにしてみてくださいね。
何度かこれを繰り返して行くとパターン化され、自分の感情に自分でしんどい思いをするというのから解放されるでしょう。