(☟短めが好みの方はココナラバージョンをどうぞ)
記録や点数では表せない大切なこともある
テレビ東京の「THEカラオケバトル」が好きでよく見ています。
すごいですよね~、小学生とか中学高校生ぐらいでも99点とか普通に出すのだから。
先日の放送では、AI採点になってから初の100点が出ていました。
私は音痴らしく(カラオケで採点をするまでその事実を知らなかった)、音程正解率は70%ぐらいしかありません💦
自分では聴いた通りに歌えているつもりなのになぁ~
テストやカラオケの点数だと100点が出ると本当にすごい!ですよね。
具体的に数値で表されると白黒ハッキリついてしまう。
テストは100点がパーフェクトですが、カラオケってミュージシャン本人が歌っても、いつもの歌い方だと楽譜通りではなくクセが出てしまうので90点台すら行かなかったりします。
でもその人の歌は本人の歌声で聴くのがやっぱりいいと思ったり。
だからなのか100点に近い人の歌を聴くより、点数が低い人の歌声の方に引き込まれたり感動をすることがよくあります。
この前のカラオケバトルでも決勝戦で最初に歌った人がいきなり100点を出したので、(あ、優勝は無理)と思って点数を狙いに行かずに、歌いたいように歌った人の方が聴いていて響くものがありました。
機械による点数で競うバトルなので、優勝者として名前を残すのは決勝で100点を出した人。
でも、この前のバトルで1番インパクトがあったのは誰かと聞かれたら、私は洋楽を気持ち良さそうに歌って予選敗退した人と言います。
フィギュアスケートだったら、浅田真央選手がバンクーバーオリンピックで銀メダルを取った時や世界選手権、GPファイナル等で金メダルを取った時より、思い出すのはショートで出遅れ、開き直ったかのように本来の自分を取り戻して精一杯滑った2014年ソチオリンピックのフリーの演技。
今でもあの時の映像が流れる度に自然と涙が出て来てしまいます。
人生においてはすごい点数や記録よりも印象や記憶の方がずっと人々の心に残ることがあります。
数々の記録を築き上げたイチロー選手と違う注目のされ方でメジャーに挑戦をした新庄選手は、
記録はイチローくんにまかせて
記憶は僕にまかせて
と言っていましたが、まさにその通りの生き方をしています。
阪神時代は虎キチから「何をしでかすかわからない、どうしようもないバカ息子(でも可愛くて仕方がない)」と愛されて、敬遠のボールに手を出してサヨナラ勝ちをした映像は今でもたまに流れます。
メジャーから戻り日ハムで活躍した頃、彼は本当に輝いていました。
太く短く、多くの人に強烈な印象と感動を与えて去って行き、40代後半になってまたプロ野球に再挑戦しようとしたのも彼らしい。
例えば学生時代に良い成績だった人、良い大学に行った人が実際に仕事ができるか?本当の意味で頭が良いのか?と言えば必ずしもそうとは限りません。
学歴やテストの点数には表れない部分にその人の秘めた力がある
だから成績があまり良くなくても学校の勉強が苦手でも素晴らしい何かを残した人はたくさんいて、自分には何もないと思い込んでいる私たちにも、必ず何か1つぐらいは自分なりの強みがあって、それに気づいて開花させることができるかどうか?なのだと思います。
あなたはこの世を去る時に、
何かの結果や記録を残したいですか?
それとも誰かの記憶の中に残りたいですか?
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