けっこう前の話ですが、ある友人に


「何か楽しみがないと仕事が続けられない。 今の職場には楽しみがない」

というようなことを伝えたら、



「え! 会社にそんなことを求めてるの? 

楽しくないと仕事が続けられないなんて初めて聞いた」


とビックリされたことがありました(苦笑)



楽しい仕事や会社じゃないとダメとか、責任を持ちたくないやりたくない仕事はしたくないという意味で言ったのではなく、仕事以外で何かその会社に行く楽しみがないとしんどいと思ったのです。



例えば仕事はつまらなくても、気の合う同僚がいて一緒にランチに行くのが楽しいでもいいし、職場近くに素敵な場所がたくさんあって会社帰りに寄れるのが楽しい、でもいいのです。




学生時代のアルバイトだとどうして長く続いたのかな?と考えたら、気楽だったというのもありますが、仲間がいて純粋に楽しかったから続いたのだと気づきました。




でもアルバイトやパートであっても、年齢を重ねれば重ねるほど仕事そのものより、職場の人間関係がただただ面倒になる、ということはありますよね・・・。



仕事は楽しいものではない、労働と引き換えにお金をもらうだけであり、職場の人間関係もそんなものだと割り切れていたその友人には私の考えが理解できなかったようですが、別の知り合い男性にこの話をすると、


「いやまさにその通りだと思う。 

仕事も趣味も人間関係も楽しいから続くのは当たり前」


と言っていて、やっぱり人によって違うのだなぁと思いました。



夫もその友人と同じだし、周りにいるほとんどの人が割り切って働くタイプなので、仕事に関しては楽しくないと続かない派は少ないのかもしれません💧




ただ、幸せを感じているかどうかの調査では、職場に仲がいい人がいる、もしくは職場の人間関係が良いと答えた人と、仲のいい人はいない、人間関係も良くないと答えた人とでは、いる&良いと答えた人の方がはるかに幸せだと感じているとわかったそうです。



この結果には納得です。


1日8時間以上をそこで毎日過ごし、家族や友人よりも長い時間を共にするわけで。

友人を探しに行っているのではなく仕事をしに行っているとは言え、そこで怒鳴られたり人格を否定する上司がいたり、いつもいない人の悪口ばかり言うような人がいるのと、気が合ってランチをしたり気軽に会話ができる同僚がいるのとでは全然違うと思います。



職場に限らず良好な人間関係と幸福度は比例するのです。


ふなっしーのゆかいなバンド仲間 真ん中はサンプラザ中野くん



一緒にいて楽しい人と楽しくない人、どちらとまた会いたい?



と聞かれたら、一緒にいて楽しかった人じゃないでしょうか。




結婚相談所でも、外見やスペックが良くても一緒にいてつまらないと思った人を選んだ会員はいませんでした。



ダイエットにしてもすぐに結果が出るのなら多少過酷な方法でも試そうと思えますが1日2日で痩せるはずがないし、かといってラクな方法では結果なんて出ない。


そうすると、無理なくそれなりに楽しめる方法が1番続くのでは?




だから基本は

楽しいから続く


なのですが、私たち日本人はなんだか大人になったら、


我慢しなきゃいけない

楽しいことを優先させていてはいけない


という呪いにでもかけられたように、楽しむ気持ちより我慢する方を選んでしまいがち。



何でも自分で選択できる大人ならではの自由さと、大人になったからこそ楽しめることもあるはず。



楽しいだけではやって行けないしそれが全てとは思いませんが、オンもオフも笑顔で楽しくいられるからその状態を続けよう、続けたい、続くように頑張ろう!と思えるのではないでしょうか。



作り笑顔より、心からの笑顔が人に生きる喜びを与えてくれる


そう思います。




★フランスの哲学者 ルソーの名言

The person who has lived the most is not the one who has lived the longest, but the one with the richest experiences.


最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない

最も人生を楽しんだ人間のことである


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