ネガティブに対するイメージは、否定的、消極的、悲観的、物事を悪く考えてしまう・・・などでしょうか。
ポジティブ思考が良くて、ネガティブだと良くないという風に思われがちですが、どちらがいい悪いではなく、あくまでも考え方のクセがどういう方向に行きがちか?というだけのこと。
思考なので変えたいと本気で思えば変えられますが、どうしても変えられない、変えたくないのなら変える必要はないと思います。
自分を作り上げる個性や性質の1つだと思っていればいい。
例えば私はポジティブですが、夫はネガティブです。
それを無理矢理ポジティブに変えようと思ったことはないし、ネガティブに合わせる必要もないと思っています。
目的地だけ決めて、後はだいたいでも着くだろうと行き方を詳しく調べずすぐにアクセルを踏んで出かけ、道に迷ってもドライブを楽しんだり、やたらと寄り道をして時間がかかってしまう私とは対照的に、夫は(自分にはない)サイドブレーキやカーナビのような存在。
その代わり、面倒くさがりでなかなか行動を起こそうとしないので、休日にどこに出かけるかとか、どこでゴハンを食べるかを決めるのもいつも私ですが、誘えばどこにでも付き合ってくれるので、これはこれでラクなのです。
知り合いに感覚とか考え方が私とよく似ている男性がいますが、その人の奥さんは至って普通のおとなしい人とのこと。
似た者同士だと気が合って楽しいかもしれないけど、自分が暴走しそうになるのを止めてくれる、冷静さを保てるようなパートナーの方が結婚生活は上手く行くと言っていました。
わかる気がします。
まともな道を歩んでいる友人たちを見たり、ネガティブだけど冷静に現実的に世の中を見ている夫といなければ、気の向くままいつまでもフラフラしてそうな気がするので(苦笑)
ある友人には、「もしあなたが男性だったら世界中を一人で旅を続けてそうなタイプだね」と言われたこともあり、安定とは程遠い生き方をし続けていたかもしれません。
ただ、やりたいことがあるのにネガティブを言い訳に、できないと決めつけて行動を起こそうとしないのはもったいないと思います。
ネガティブな自分でもできるやり方、安心して取り組める方法はあると思うので、性格や考え方に合った道を探せばいいだけ。
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自分を知って自分に合ったやり方を見つける
人生を楽しんでいたり、成功をしている人の中にもネガティブ思考の人はたくさんいます。
ポジティブだから、自己肯定ができているから上手く行くのではなく、どのような思考であっても行動を起こすから人生が良い方向に進んで行くのです。
ネガティブということは、物事の良い面だけを見るのではなくマイナス面が見れているので、それだけ慎重に物事を考えられるということであり、おっちょこちょいの私から見れば十分それも長所だと思えます。
思考に合ったやり方を見つけ、小さな目標から1つずつクリアして行けば、むしろそのネガティブさで大成功を収めるかもしれない。
何か失敗をして周りに笑われるとネガティブな人は、バカにされた、恥ずかしい思いをしたと不快な気持ちになるかもしれませんが、周りを笑顔にできた、思いのほかウケた!と思えば何の問題もありません。
必要以上に恥をかかされた!と思ったり、失敗してしまった自分をダメだと思うからネガティブさを良い風に使えないのだと思います。
何でもモノは使いよう。
欠点だと思えばそれは欠点でしかないけど、長所だけと思えば良い方向に活かすことができるのです。
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