無意識でも意識的でも人は決めつけをしがちです。



あの人はこういう人


自分はこういう人間


だから〇〇なのだ、と。





私もそうなのですが、あの人はこういう人  これはこういうものと思っている方が納得しやすいのですよね。


例えば、誰かの機嫌が悪かったのは自分が何かをしたからではなく寝不足で疲れていただけと知れば安心できるように、不機嫌そうな人がいても「あの人はいつものことだから」と思っていたらあまり気になりません。


納得できない&理由がよくわからないことを受け入れるのはけっこうしんどいので、あの人はそういう人と決めつけている方が自分の心が守れます。





ただこの決めつけには落とし穴があって、こういう人だとレッテルを貼ってしまうとその人のそういう部分にしか意識が行かなくなって他の良い部分に気づきにくくなり、いわゆるアラ探しばかりしてしまうことがあります。




仮に夫のことをデリカシーがなく相手の気持ちがわからない自分勝手な人だと決めつけてしまうと、そういう見方しかしなくなるので、その気に入らない部分ばかりをさらに意識してしまいイライラが募るため、悪循環に陥ることはあると思います。




猫は何も考えていない、というのは決めつけ 猫も猫なりに考えて生きています




1つ1つの行動を、その時だけの単独で受け入れられたらもっとラクなのに、記憶力があるせいで似たようなことをされると過去の記憶が呼び起こされ、今回のこととセットで苦しむことになります。


その場限りで忘れることができたら、怒りや苦悩が蓄積されることはありません。





過去の記憶と決めつけ。



この2つのせいで幸せが感じにくいということはあって、相手に対する印象を変えるのも大変となります。




決めつけた方がラクだったとしても、それ以外の部分にも意識を向けて、この人はこういう嫌な点があるけど、でもこういう良い部分もちゃんとある、と思えるぐらいの心の余裕を持つことが大切だと思います。





自分自身への決めつけも同じ。



過去に親や職場の人たちに怒られたりダメ出しされたせいで、

自分はダメな人間

自分なんて役に立たない

自分を必要とする人なんていない



と、自分に対してレッテルを貼ってしまうから欠点ばかり気になって、自分の長所や強みに気づけなくなる。



そしてダメな自分は幸せになれないという思考が出来上がって行きます。




本当はどんな人にも良い部分はあって、幸せになれない人なんていません。





だからまず自分に対する良くないレッテルは剝がしましょう。



そしてこれからも一緒にいたいと思う相手に貼ったレッテルも時々は忘れて、フラットな気持ちで見るようにする。




見方を変えて、自分や他者への決めつけを少しだけ緩くすることで幸せは感じられるようになります。