すごく好きな人と結婚をしたけど、ワガママを言い過ぎて最後は夫の気持ちが離れて行ってしまい離婚という過去を持つその会員は40代半ば、愛嬌のある表情豊かな女性、思ったことをはっきり言うし少し女王様的な面もありましたが、恋愛体質の尽くすタイプでもあったので、男性の目にはかなり魅力的に映る女性だったと思います。
活動後すぐに仮交際がいくつか成立し、本命男性Aさんとは共通の趣味がありお互いに再婚ということもあって、毎週のようにデートを重ね、本交際に近い仮交際をしていました。
もう一人のBさんのことも気に入っていたので、同時進行をしながら見極めようと思っていました。
ところがある日、二人からほぼ同じタイミングで本交際を打診されたので彼女はとても困りました。
(どうしよう、Aさんも好きだけどBさんも好き・・・)
そして「どちらも好きだけど、まだすごく好きではないんです。 私、すごく好きな人と結婚がしたいので」と、さすが恋愛体質!というようなことも言いました。
返事を保留にしてデートはしつつどちらの男性にもしばらく待ってもらっていたのですが、なかなか決められず挙句の果てに「二人の男性の間で迷っている」とAさんにもBさんにもバカ正直に話をしまい💦、最後は喧嘩別れのような状態で先にAさんと交際終了になってしまいました。
結局Bさんと本交際になったのですが、何でもはっきり言うわりに肝心なことを伝えたり大事な話をするのは苦手だったようで、やがてBさんとも険悪な状況になり別れてしまいました。
でも結果的にこれが良かったのだと思います。
しばらく誰とも交際をせずにじっくり自分の内面と向き合ったことで見えて来たものがあった彼女は、Aさんとやり直したいと思うようになりました。
Aさんと会えなくなり、Bさんと向き合ったからこそ自分にとって大事な存在はどちらなのかに気づけたのかもしれません。
Bさんと本交際をしたことで、ある意味『気が済んだ』のでしょう。
自分の欲や気持ちに正直な彼女は、未練を残したままでは先に進めなかったのだと思いました。
『気が済むまでやる』=自分自身で納得をする、ということはとても大事なのです。
Aさんと復活をしてすぐに本交際に入った後の彼女は、もう一切あれこれ言わなくなってAさんの良い面を前よりももっと感じられるようになりました。
そしてそのまま成婚退会して行きました。
活動期間は半年程度だったと思います。
(後半に続きます)
こうして私は結婚しました 結婚相談所の成婚者から学ぶ⑤(後編)
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こうして私は結婚しました 結婚相談所の成婚者から学ぶ④(前編)
こうして私は結婚しました 結婚相談所の成婚者から学ぶ④(後編)