少し前にネットで話題になっていたので読んでみました。


夫側の気持ちと妻側の気持ち、そして夫婦から相談を受けた人たちの考えなどが綴られる3つの章に分かれていて、とても読みやすくわかりやすい内容でした。



帯に書かれてあるのが『離婚よりも、生き地獄』という(苦笑)、どこの家庭でもありそうな男女の違いによる夫婦関係の難しさが、軽いタッチのほのぼのとしたイラスト&淡々とした文章で綴られています。


半分以上男脳の私はドラマ「知ってるワイフ」を見ていても、このマンガを読んでも「すごくわかる!!」とはなりません。


かと言って女性の気持ちがわからないわけではなくて、気持ちは女性的で考え方が男性的というのが正しいかな?


そんな立場でこのマンガを読むと、どっちもどっちだな~、もっと話し合いをすればいいのにと思いました。



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何度か書いていますが、男女は元々脳の仕組みが違うので、ライオンと猫ぐらい違う生き物ということ。
ライオンも同じネコ科ですが、大きさも違えば鳴き声も食べる物も違います。



夫も妻も同じ人間ですが、思考も発言内容も違えば行動も違う。


同じものを見ても捉え方が違うから
出て来る言葉が違うだけ

愛がある・愛がないから、ではない




例えば相手が小さな子供や動物なら、自分とは違うと理解できているので言った通りのことができなくても、何かやらかしても『私をわかってくれない!』と怒ったりせずに許せますよね?


でも大人相手だと(彼・夫に対しては)許せないと感じてしまう。



同じ大人なので理解できて当たり前と思っているからです。




育った環境も性別も違う二人が
夫婦として一緒に暮らしたら
合わなくて当然


これを理解した上で向き合えるかどうか、それが円満でいられるかギクシャクするかの差だと思います。



妻が傷ついた気持ちはすごくわかるし、夫の態度や言葉に問題があると感じるのももっともですが、客観的に見ると夫が悪い人じゃないとわかります。



約束を守らないとか家事の大変さがわからないなど、そういう欠点はあるけどそれ以外は普通のむしろ優しい男性。



だけど妻は、何度も言ったけど思い通りに動いてくれない⇒自分をわかってくれない⇒夫が悪い⇒この人とは無理、と考えます。



でもその考えでずっといたら
今の夫と離婚をして
他の男性とやり直しをしても
また同じことで悩むのでは?



わかって欲しいのなら伝わるように話をしないといけない。



このマンガの妻・美咲や「知ってるワイフ」の妻たちはそれをしていないと思いました。


妻の方が悪いと言っているのではなくて、どちらが正しいとか悪いという問題ではないのです。


違う生き物である男性には、理解してもらえるまでとことん向き合って説明しないと伝わらないということ。




美咲は、期待して失望して、言いたいことを飲み込んで我慢して、心の中でだけ本音を漏らして・・・。


『そこまで言わなくてもわかって欲しい』
という思いがあったり、これ以上どんな風に言えばわかってもらえるのかわからなかった。



そして意地を張り過ぎたせいで夫を許すキッカケも仲直りできるチャンスも放棄して、どうしてこんな風になったのか自分でもわからなくなっていました。



感情にフタをして5年も口をきかない、だけど毎日夫のお弁当は作り続けるとか、そんなことはできないなー💦



そんなすごいことができるのに、とことんわかってもらえるまで話をするということはなぜできないのか?、そこが不思議で仕方がなかったです。




ということで、言いたいことが言えないのはなぜか?を明日以降のブログで掘り下げてみようと思います。



(☟続きはこちらです)
言いたいことが言えないのはなぜ? 原因を探る