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こうして私は結婚しました 結婚相談所の成婚者から学ぶ④(前編)
「この二人、お似合いなのでは?」と私が思った男性は、あまり女性慣れしておらず優しくて誠実、最初の頃は少し頼りないかも?という印象を女性に与えていました。
仮交際相手が数人いた真面目な彼は、「これ以上仮交際人数を増やす気はないので断るかもしれませんが大丈夫ですか?」と律儀に聞いて来るような人だったので、自分に自信が無くて婚活疲れから回復したばかりの彼女には安心感を与えてくれそうに感じたのです。
いくらカウンセラーが「合いそう!」と思っても、当人同士が違うと感じたらどうしようもありません。
なので二人を強引に会わせるのではなく、彼女にも彼にも紹介はするけど、お見合いの申し込みをする・しない、受ける・受けない、仮交際に進む・進まないは自分で決めてねと任せました。
結局二人はお見合いをして仮交際に進み、どちらも一目惚れしたとかではなかったのですが、順調にデートを重ねるうちに二人ならではの関係を育んで結婚しました。
成婚まで約1年半だった彼女の良かったところは、
・落ち込んだり疲れた時は少し婚活から離れた
・これまでと違うやり方をした
・カウンセラーに何でも相談をして素直に話を聞いた
・焦らず時間をかけて相手と関係を築こうとした
・素の自分を出せるように頑張った
・男性に合わせるばかりではダメだと学んだ
・不安や迷いを持ちやすかったけど、背中を押したら勇気を出した
実は彼を好きになり大切に思い始めていたのに、彼女は本交際に入る前に不安になり悩み始めました。
(大丈夫かな? 本当にこれでいいのかな?)という、良くないクセが出そうになったのです。
迷いや不安はあってもいいのですが、それが未知のことに対する不安なのか、彼に対する(本当に好きなのかな?)という迷いなのかで全然違ってきます。
確認をしたら好きかどうかで悩んでいるわけじゃない、前に進むことへの不安だと言うので迷わず背中を押しました。
彼女の可愛い見た目とは違うしっかり者でチャキチャキしている性格が新鮮に映り、何度も会う中で自然に結婚したいと思うようになったそう。
緊張して女性との交際に慣れるのには時間がかかったようですが、1回や2回で簡単に相手を判断して終了したりせず、まだわからないという段階ではどの仮交際相手にも連絡をしてデートの約束をしていました。
彼に物足りなさを感じる女性は自然と去って行きましたが、女性のスケジュールに合わせながら連絡やデートの誘いをしてくれる男性は意外と少ないです。
何人かと仮交際をしていても自分が1番気に入った女性だけを誘う、それ以外の交際相手はないがしろにする男性もいます。
彼にはそういう所がなく、一人一人にとても丁寧に接していましたし、本交際に入ってからは急成長して彼女をリードできるようにもなり、プロポーズもしっかりと決めました。
二人ともすぐに答えを出そうとせず、お互いがわかるようになるまで会い続けたからこその結果です。
素の自分を出すと嫌われると思っていた心配性の彼女、おとなしく反応の読めない彼に最初の頃は戸惑って、「私で大丈夫かな? 無理していないのかな? 楽しんでくれているのかな?」と何度も聞いて来て気にしていましたが、彼なりに楽しんでくれていると伝えると安心して素の自分が出せるようになり、「彼はとても信用できる人」と、最後は苦しかった時期など忘れたかのように笑顔で相談所を退会して行きました。
(☟⑤はこちら)
こうして私は結婚しました 結婚相談所の成婚者から学ぶ⑤(前編)