ショッピングに行った時、Aを買うかBを買うか悩むことってありますよね。
同じデザインでも白とネイビーで迷うとか、同じ柄&生地でスカートにするかパンツにするか悩んだり。
決められなくて悩んでいる状態って本当に困っているように感じますが、
なかなか答えが出せない悩みほど本当はどちらを選んでもどちらに転んでもいい
問題だったり悩みだったりします。
買い物の迷いなんてとくにそうですよね。
白だと汚れが気になるけどさわやかで明るい雰囲気になりそうだし洗練されていておしゃれ。
ネイビーは何にでも合わせやすく知的に見えるし長く使えそうだけど無難過ぎる。
メリット&デメリットを考えても答えが出ないのは、
どっちを選んでも大差がない
仮にどちらも選ばなかったとしても問題がない
からです。
絶対にこちらの方がいい!と思った時は選べるし、多少の迷いはあってもどちらかに気持ちが傾いているはず。
それがないということは、どっちもどっちというケースが多い。
これがもっと大きな決断が必要な悩みの場合。
この人と結婚しようか別れようか、今の仕事を続けようか思い切って転職をしようか等、どんなに考えても自分で答えが出せないのはなぜでしょう?
心の奥底で『損をしたくない』と思っているからです。
あるいは自分で選択をした結果、
失敗だと感じた時にそれが間違いだったと認めたくない
結果を受け止める勇気がない
というような心理が働くからです。
こういう心理が無意識に働いてしまうと、自分で判断したくない、問題と向き合いたくない、答えを自分で出すのがイヤという風になります。
自分の気持ちに正直に生きていると大抵のことは答えが出せます。
AかBで迷っているということは、どちらでもいいかどちらも要らないのだとわかるのですね。
結婚しようかどうしようかの迷いでも、自分の本心と向き合える人は結婚したい理由としたくない理由をしっかりと考えた上で自分で結論が出せます。
人に何かの相談をする時、すでに自分の中では答えが決まっていて背中を押して欲しいだけということがありますね。
なのに相談をした友人や占い師が自分の思いとは逆の方を勧めて来たら、ちょっと不快になったりムキになって言い返したりしませんか?
それは自分の決断に反対された、否定されたと感じるからです。
だから最初から「どうしたらいい? どう思う?」と聞くのではなく、「○○○○しようと思う」「○○したいです」という決意を語る方が背中を押してくれると思います。
自分の本心を知ろうとしない人や自分で決断をして責任を背負いたくない人は、占い等に判断を委ねたり誰かに相談をしてその人の言う通りにしてしまいがちですが、それで上手く行ったとしても自分の人生を自分で生きていないことになってしまいます。
どっちでもいい悩みの場合は誰かの判断に任せるのもアリだと思いますが、できれば自分のことなので最終的には自分で決めた方が納得はできるとは思います。
納得しながら生きるって本当に大事です。
この人と結婚をする!! そう自分で決めた人は、いつ入籍をするか、披露宴等はどうするか、新居はどこに構えるかなど解決できる問題を1つ1つクリアして行くだけ。
だけど本当にこの人でいいのかな?と悩んでいる人が、なぜそう思うのか自分に問いかけをしないまま結論を出そうとしたら答えは出せなくて当然。
そこで占いに行って相性や結婚できるかどうかを聞いても仕方がないように思います。
この人でいいのかな?と迷っている理由がわかればいいですが、理由がわからないまま「結婚すれば上手く行きますよ」と言われてそのまま結婚を決めてしまったら、きっと結婚生活を送って行くうちに(どうして私はこの人と結婚したんだろう・・・)とまた悩み始めるでしょう。
誰かに相談をするのはもちろん良いことですが、決めてもらおうとするのではなく、絡んでしまった糸をほどいてもらえるような相談の仕方をするのがベスト。
※占いはわかりやすい例えとして出しています。
占いを否定しているわけではありません。
決められないということは、
もしかしたら本当は結婚がしたくないのかも?
実は彼のことが好きではないのかも?
という答えだってあります。
私はこうしたい! これが欲しい!と明確にわかっている時は選べます。
それでもできないのは、ただ自分で決断を下すのが怖い、勇気が持てない、自己判断する習慣ができていないだけです。
どちらを選んでも、これで良かったと思えるかどうかはこれからの自分次第でいくらでも変えて行ける。
そう思っていたら選択をすることは怖くないし、自分の人生に責任を持つなんて当たり前という風に思えて来るのではないでしょうか。
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