12月に入ったと同時に一気に冬らしくなりましたね。
最近ちょっと嫌なこと続きでイライラしたりモヤモヤしていたのですが、そういう時は気心知れた友人に会ったり楽しい番組を見たり、面白い本を読んで気を紛らすのがベスト。
ってことで一気読みした本『結婚のためなら死んでもいい』を紹介しようと思います。
フェイクももちろんありますが、フィクションではなく実話。
しかも本の作者である南綾子さん自身の体験だそうです。
もしかしてこれから読んでみようかな?って思った方もいるかもしれないので結末とか詳細は書かないようにしますが、めちゃくちゃ面白かったですよ~
本当に何度も声を出して笑ったし電車の中で肩を震わせながら読んだほどなので、本の表紙を見て「ふざけている」と思わなかった人にはお勧めです(*^-^*)
真面目に本気で婚活を頑張っているのに上手く行かない人や「下ネタが大嫌い」という方にはお勧めできませんが・・・。
それでも婚活中の方なら「めっちゃわかる~」ってエピソードも盛りだくさんで、アプリの出会いで失敗続きの人には他人事とは思えない内容かもしれません。
途中で急に真剣モード(?)と言うか笑えない内容に突入し、音楽で言うところの変調みたいなことが起きて戸惑いますが、それすら実話だとしたらこの作者が10年近く婚活で苦戦していた理由が何となくわかるような気がしました。

婚活アドバイザーの立場でこの本を読むと、主人公の婚活がなぜ上手く行かないのかはよくわかるんですよね。
後先考えず、とにかく恋愛がしたい人
(=恋愛体質の人)
今が楽しければいいじゃない
この人と結婚するのはムリっぽいけど、
好きになったんだからしょうがないじゃん?
という感じで、スペック以外に結婚相手としてどういう男性を求めているのかが明確じゃないまま闇雲に「結婚したい」と婚活をしていると、この主人公のようになるのよねぇ・・・と思いました(;´∀`)
それがダメなのではなく、結婚をしたい・しなければいけないなどと思わず、こういうタイプは生涯現役で恋愛をしていた方が幸せなんじゃないのかな?
恋愛は若いうちじゃないとできない
ある程度の年齢になると結婚しなければいけない
子供産まず、孫を抱かせてあげないのは親不孝
主人公はこういう考えに縛られていて、結婚とはどういうものかがわかってなくて本心はただ恋愛がしたいだけなのに、もう○○才になってしまった!と焦り(この気持ちはわかるけど)独身のまま年を重ねることに恐怖を感じるなど年齢をすごく気にしているんですね。
だけど恋愛も結婚も、その気になれば60代でも80代でもできますからね(´∀`*)ウフフ
50代男性が20代女性に惚れて追いかけ回すから犯罪になるだけであって。
アラフォー女性が男性の外見にこだわり、30代までの年下イケメン以外は対象外などと言うから「高望みし過ぎ!!」と叩かれるのであって。
70代同士、あるいは若く見える75才女性のお相手が60代男性とかなら全然あり得ます。

たいていは恋愛を経てから結婚に至るものだけど、結婚とはどういうものかを理解した上で一緒に生活できそうな、共に人生を歩めそうな相手と恋愛をしなければその先に結婚はありません。
と言うかそういう女性じゃないと、
男性側から結婚相手に選ばれることがないのです(;´∀`)
快楽とか恋愛特有のハラハラドキドキせつない想いを求めている人が、安心安定した(やや退屈かもしれない)日々を一緒に過ごす結婚相手を探せるはずがない。
それは、「ペットを飼いたい!」と言いながら飼える環境を整えることをせず、ペットショップや保護猫・犬の譲渡会にも行かず、ワクワクや刺激を求めて動物園やサファリパークに探しに行き、「どこにもペットが売ってない」と言っているようなもの。
結婚は
しなければいけないという義務ではなく、
したいのならできそうな相手を探せばできる
という感じ。
義務だから果たさなければ・・・と思っている人は、本心では本当はしなくてもいいんじゃないの?思っている可能性があるので、潜在意識がブレーキを踏み、結婚できない言い訳(原因)を次々と作り出してしまうんですね。
主人公やその他の登場人物のように、○○才で結婚していないのはマズい💦という感じで婚活をしている人は、ぜひ自分の心に問いかけていただきたいと思います。
結婚したいのは
本当に自分の意思?
と。
(☟こちらも合わせてお読みください)
恋愛や婚活の妨げになる考え方(前編)
恋愛や結婚の妨げになる考え方(後編)
恋愛と結婚をはっきり分けると結婚は難しい