よく恋愛と結婚は別物と言います。
私もブログで書いたことがあります。
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気が合う人はいても性格が一致する人はいない
これを勘違いして、恋愛するならこういう人と、結婚をするのならこういう人と、相手を分けることが恋愛と結婚は別だという意味に捉えている人がいます。
合理的な考えの人なら、恋愛は外見で選んで楽しい時間だけ共有して、結婚する時にはそういう相手からいかにも良い妻になりそうな、良い夫となりそうな控えめで堅実な相手に乗り換えることもできるでしょう。
でもそんな風に割り切って、これまでいいなぁと思うタイプから急にタイプじゃない人を好きになれる器用な人は少ないように思います。
だから婚活をしている人たちは「悪い人じゃないし結婚したら幸せな家庭を築けそうだけど、異性として好きになれない」と悩むのです。
恋愛と結婚は別と言うのは内容のことです。
恋愛は楽しい時間の共有がメインとなりますが、結婚は生活なので楽しいことばかりではありません。
血の繋がった家族との生活だって合わないことはあり、イライラしたりちょっとした発言に腹が立ったり、親にアレコレ言われると鬱陶しくなったりするぐらいだから、これまで別の環境で育って来た他人と暮らせばもっと合わない部分は出て来ます。
楽しい時間だけ共にして「またね!」とそれぞれの家に戻って行く恋愛では見えなかった面が結婚すると見えて来る。
だから恋愛と結婚は違うのです。

昨日「愛のモヤモヤ相談室」という美輪明宏さんに相談をするという番組の再放送を見たのですが、今回の相談者の中にまさに「恋愛と結婚は別とわかっていて、好きになるのはちょっと危険なタイプ。 だけど結婚を考え出した時にこういう人はどうなのかな?」という相談をしている人がいました。
女慣れしていて、いつも女性に囲まれている職業の男性に惹かれつつ、結婚を考えて真面目そうな男性とも会っているそうですが、会話が面白くなくて好きになれそうにないとのこと。
まぁそりゃそうでしょうね・・・と思いました。
最初の方で書いたように、この女性は勘違いをしているからです。
私は恋愛の延長線上に結婚があると思っていて、好きになった人とは自然に結婚もしたいと思う方でした。
告白されてイヤじゃなければ付き合えたけど、好きになれそうにないと感じたら申し訳ないけど別れました。
結婚できそうにない相手は選ばないし、一緒に安心して楽しく暮らせそうな人しか好きにはならない付き合ったら結婚を考えるタイプ。
こんな風に書くと男性から重い、面倒だと敬遠されるのでは?と思われるかもしれませんが、好きになったらいつか結婚したいという女性の考えを聞いて重い&面倒と考える男性こそ結婚向きじゃない。
そんな人はこちらからゴメンなのです。
男性がみんなそういう女性を重くて面倒と感じるわけではなく、いずれは結婚したいと思っている男性なら私と同じ考えでいます。
だから付き合いが続けば自然とどの人とも結婚話が出て来たのです。
恋愛対象と結婚対象を別に考えている人は、相手からも別に考えられているという事実に気づいていない。
遊びで付き合うなら一緒にいて楽しいイケメンであればいいと思っている女性は、男性からも連れて歩くだけなら若くて綺麗なこの女性でいいと思われています。
仮にそういう男性を本気で好きになっても、その男性は全く違うタイプの人と結婚を決めるでしょう。
ずっと独身でいい、一緒に楽しい時間を過ごせる相手が欲しいだけの人は好みだけで恋愛対象を選んでも大丈夫。
だけどいつか結婚したいと思っているのなら、結婚を前提に付き合ってくれる男性か、結婚に繋がるような恋愛ができる男性を好きにならないと難しい。
恋愛だけがしたいのか、結婚もしたいのか。
恋愛は好きだけで成立しますが、結婚はそれだけでは続きません。
結婚をしたいと思う人は、最初から結婚をイメージして恋愛するようにしてくださいね。
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