今結婚をした3組に1組は離婚をすると言われていますが、離婚理由の1位は男女ともに「性格の不一致」だそうです。
性格のどういう部分を合わないと思うのかはそれぞれ違いますが、まだ離婚をしていなくても夫婦関係があまり良くない夫婦に調査をしてみると、ほとんどの夫婦が配偶者に対して「合わない」と感じているのだとか。
でも、性格が一致するってよく考えたらおかしいと思いませんか?
人はそれぞれ違う性格をしているので、
友人でも仲良し家族でも、性格が一致する人なんていないはず。
性格が違っても気が合えば仲良しでいられるし、価値観や考え方が多少違ってもお互いがそれを理解して受け入れることができたら一緒に過ごせると思うのです。
それに付き合っている時には相性の良さを感じ、一緒にいると楽しい&幸せと思ったから結婚に踏み切ったはず。
なのになぜ性格が合わないから離婚という答えを出すのでしょうか?
1番考えられるのは、結婚前に本性を見せず(見ようとしなかった)、結婚後に本性を出して、それで「こんな人とは思わなかった」になるパターン。
そもそも何を持って合わないと言っているのか?ですが、
自分の思い通りにならない
自分が望むような相手ではなかった=性格が合わない
と思っている人もいるのではないでしょうか。
友人だったらたまにしか会わないし、仮に一緒に暮らすようなことがあってもルームシェア的な感じで、お互いに干渉し合わないようにすると思います。
でもこれが恋人との同棲だったり結婚生活となると、友人や親兄弟以上に相手にあれこれ求めたり、干渉しているつもりはなかったとしてもつい自分の考えを押し付けたり、お互いが、あるいは片方が「我」を出し過ぎて相手に無理をさせたり、思い通りに行かないことによりストレスが溜まる。
結婚したい理由のおそらく1位である「好きだからこれからも一緒にいたい」の逆のような、「好きじゃなくなったから」というのが離婚理由のランキングには入っていないのは、この調査が調停離婚をした夫婦に対して行われたからです。
それにしても、3組に1組が離婚をしていて、その理由の多くが「性格の不一致」だと言うのなら、結婚を決める理由が「性格が一致していたから結婚をしたいと思った」でないと辻褄が合わない。
だけど結婚を決める時に「性格が一致したから」なんて言う人はほとんどいない。
結婚する前に性格が一致するかで相手を決めていないのに、結婚後に求めてもムリ!💦
これはきっと、好きじゃなくなったから離婚というのは認められないので「性格の不一致」という言い方をする人が多いだけで、要するに結婚をしたものの、思っていたような結婚生活じゃなかったので続ける気が失せただけなのかもしれません。
離婚を避けたいのなら、結婚前に相手をよく見ること。
スペックうんぬんより、どんなに好きでも長く一緒に過ごせる相手かどうかという視点で、冷静に自分自身を、そして相手を知ることが大事なのでしょう。
だからこそ、恋愛と結婚は違うと言われるのだと思います。
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