ドラマ「知ってるワイフ」第8話の中で、何者かわからないナゾの男性として登場する生瀬勝久さん演じる小池が、主人公である元春(過去では澪の夫、現在は沙也佳の夫)に向かって言ったセリフが印象的でした。


嘘は2種類ある


自分につく嘘と他人につく嘘


どちらの方が自分の人生を狂わせると思う?




前に☟ついていい嘘と良くない嘘の話を書きましたが、ドラマを見て確かにそういう分け方もできるなぁと思いました。


許される嘘と許されない嘘 できれば嘘のない世界であって欲しい




みなさんはどう思われますか?

他人につく嘘の方が誰かを騙したり裏切ることになるので、こちらの方が良くないのでは?と思いますよね。


ただ長い目で見ると、自分自身に嘘をつく方が人生は狂うと思います。


自分の本心や思っていることと違う方を選び続けるから、人生が思いもよらぬ方向へ行ってしまい「こんなはずじゃなかった」と思ったり、自分の人生なのにコントロールができなくなるのだと思います。


人についた嘘には罪悪感がありますので(ない人もいますが)「ごめんなさい」とちゃんと謝って、相手が許してくれればそれで解決することもありますが、自分自身についた嘘ってどうやって回収しますか?


自分に謝って自分で許す??



自分に嘘をつき続けることを想像すると、自分が内側から壊れて行くような感覚になりそうで、自分で自分を嫌いになり自信を持つことなんてできないだろうなぁと思います。


動物は本能のまま生きていて、自分に嘘をつきません



例えば、本心では嫌だと思うのにNOと言えなくて我慢してしまったり、無理をして誰かに合わせてしまうことはあるのではないでしょうか。


これもある意味自分の感情にフタをすることになりますので、自分を欺いていることになります。
(☟こちらでも触れています)


自己犠牲の精神はほどほどに・・・ 誰かのために生きているのではない



自分自身に嘘をつき続けていることがもたらす弊害、


それは自分の考えや気持ちがわからなくなることだと思います。




ある知り合いは、ずっと自分の中にこんな風に生きたいという思いがあったのに、思いとは常に逆を選んで来たそうです。


親に言われるがまま安定した仕事につき、良さそうな人を選んで結婚をして、子供も生まれ誰もがうらやむようなおしゃれなマンションで何不自由ない生活を送っていますが、毎日のように日記に「満たされない」と書き綴っているのだそう。


自分の本当の気持ちにフタをして、こちらを選んだ方が人並みの幸せが手に入ると思っていたそうですが、人並み以上の生活を手にしたのに、毎日イライラ不満ばかりで幸せになれなかった、だから今離婚を考え、これから自分らしく生きるためにはどうすればいいのか?を考えていると言っています。

 


人に嘘をつき続けると、誰からも信用されなくなり最後は孤独になるかもしれない。


自分に嘘をつき続けると、なりたい自分からは遠ざかり何に対しても満たされない気持ちを抱えてしまう



やっぱりどちらに対しても嘘はつかない方が良いということだと思います。

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