☟ここで無意識の思考のクセが原因で自分をしんどくさせてしまうのだと書きましたが、他にも原因はあります。


本当は何が自分を苦しめている? 無意識のクセを知ろう




人と比べること

優劣をつけること



これらも私たちは無意識にしたり、しそうになったりします。

相手が悪いわけではないのに、自分と比較して妬んでしまい、その感情に苦しんでしまうことがあります。


仲のいい友人であっても「結婚が決まった」「新築の立派な家を購入した」「ビジネスが成功した」「子供が良い大学に受かった」というような話を聞いて複雑な気持ちになったり、心から100%の気持ちで「良かったね~ おめでとう」と言えないのは、それに比べて自分は・・・とか、うちの夫は・・・、うちの子供は・・・という考えが一瞬よぎるからです。



よぎってしまうのはこれはもうどうしようもない。 

『にんげんだもの』 by 相田みつを



子供の頃、共働き夫婦の子だった私はお母さんが専業主婦という友達の家に呼ばれると、その子のお母さんの手作りケーキや綺麗に片付けられたおしゃれな部屋と自分の家をつい比べてしまい、何度か母親に「〇〇ちゃんちのようにして欲しい」「〇〇ちゃんが持ってるから私も欲しい」というようなことを言っていました。


でも母親はいつも一言。


よそはよそ、うちはうち!



何度このセリフを聞いたことでしょう(苦笑)


でもおかげで『人は人、自分は自分』という感覚が知らないうちに身について、単純に「へぇーすごいね! 羨ましい」とは思っても、人と比べて落ち込むとか無いものねだりはしなくなり、あるがままの自分をOKと思えるようになりました。



人と比較したり優劣をつけるという無意識を、ある一定の誰もが持つレベルを超えて持ってしまうと、マウンティングしたりされたりという、非常に残念&しんどい無限ループに陥ります。


自分が(無意識に)マウントを取りに行くから相手からも取りに来られることもあります。


マウントを取りに来る人たちって、こっちが相手にしない、あるいは優劣に無頓着でいると(この人にはマウントを取っても無駄だ・・・)とわかるので、寄ってこないし、近くにいてもそのうちいなくなりますからね。



比較も同じです。

上を見て落ち込んでいたらキリがないし、下を見て(まだ私の方がマシ)なんて思っても何も変わらない。


誰かと比べるのではなく、どういう自分になれたら自分は満足できるのだろう?を考えて行動して行くのが1番なのです。


これは私が1番好きな相田みつをさんの詩



だから、しあわせになりたいのなら、人と比べることをやめる、何に対しても勝ち負けや優劣をつけるのをやめる。

毎日のように『人は人、自分は自分』と言い聞かせていれば、いつか脳がそれを覚えて習慣化してくれます。


そして頑張っている自分を認めて自分で自分を褒める、人をあてにしない、ご褒美は自分で用意する

それは特別なものじゃなくてもいいのです。


夢中になれる趣味を見つけるとか、好きなキャラクターグッズに囲まれて生活するとか、たまには贅沢をしてフランス料理を食べに行くとか、人に迷惑をかけないやりたいことは我慢せずに遠慮せずにやって行く。



これらのことができるようになったら自信がついて、自己肯定感も自然と高まるのではないかな?と思います。


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広い世界にたった一人しかいない自分


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