『愚痴』って扱いが難しいですよね・・・。



思ったことを言わずに我慢して自分を抑えていると、病んでしまったり自分の本心や気持ちすらわからなくなったり、他人にも我慢を強いるようになります。



かと言って感じたことをその場で口にすればKYと思われたり、何でもすぐに吐き出すことで心のバランスを保とうとするのは幼い人だと言われたり(-_-;)

個人的には、我慢して弊害が生じるぐらいなら適度に愚痴を聞いてもらったり聞いたりし合う方がいいと思います。





言いたいことを言うって、人によってはすごく難しいことだし相手を選びますよね。


身内には言えても会社の人には言えないとか、友人には言えても恋人には言えないとか。



そうなると何でも言いやすくて聞いてくれる人に、どうしても愚痴という形で吐き出したくなるのが人間という生き物。

愚痴を言う時に大事になって来るのは、


愚痴を言っている自覚があるかどうか、

聞く側の負担を考えて感謝の気持ちを持っているかどうか。





自覚も感謝の気持ちもない人が延々と同じ愚痴を言い続けるのでしょう。






同じ愚痴を言い続ける人の心理は、


＊自分は悪くない（言い訳ばかり）

＊自分を正当化したい（認めて欲しい）

＊頑張っていることをわかって欲しい（かまってちゃん）

＊変わる気がない（不平不満が言いたいだけ）



このような感じで、いつでも取り出せるように不満や愚痴をポケットにストックしているんですね(;´∀｀)



愚痴や不満を言うことが目的となり一時スッキリしても手放さないので、また取り出して愚痴るという悪循環に陥っているのでしょう。





自分自身は変わる気がなく相手や状況が変わればいいと願っているだけなので、こういう人に「もっと○○してみたら？」といくら伝えても無駄です💧





とにかく大変なことをわかって欲しい、頑張っている自分を認めて欲しい、ただ優しく励まして欲しいという感じで他者を使って機嫌を取ろうとしたり自尊感情を保とうとしているのです。

●自分の機嫌を自分で取れない人

●依存しやすい性格の人

●自分のことしか考えず求めてばかりの人



こういう人は相手の話を聞いていないか、聞いていても変わる気がないため行動に移そうとはしないので、対処法としては




アドバイスをしない


これに尽きると思います。




同じ愚痴を聞かされるとしんどいし、そんなに困っているのなら何とかしてあげたいと、聞かされる方は相手のことを考えて一生懸命に「こうしてみたら？」と伝えますよね。




だけど時間が経てばまた同じ愚痴を言い出され・・・。


そうすると、自分のアドバイスが無視をされたような気になりそれで余計に疲れてしまう。





変わる気がない人は、何度愚痴を言っても誰かに相談をしても、相手の時間や気力をただ奪うだけでお互いにプラスになることは何もありません。





距離が取れる相手なら距離を取りましょう。






夫婦とか職場の先輩など毎日のように顔を合わせないといけないこれからも関係が切れない相手の場合、適当に話を聞きつつ




「先輩が一生懸命仕事をしているのは私が理解してますから(*^-^*)」


「それより先輩、今日のリップの色　可愛いですね♬　前からセンスあるなーと思ってましたよ」



と、何でもいいのでどこかを褒めつつ話題をさり気なく変えるのが有効かな？と。





仕事の愚痴ばかり言う夫には、



「会社でのことはよくわからないけど、家では私も子供も頼りにしてるわよ」


「パパと遊びたいと言ってるから二人で公園にでも行って来たら？　ついでに○○を買って来てもらえると助かるわ」



という感じで、愚痴とは関係のない部分で私はあなたを認めているよと伝えた上で、あなたを必要としていることをアピールするのがベストかな？と思います。






同じ愚痴を言い続けるのに変わろうとしない人は、実はプライドが高く完璧主義な面もあって、こんなに頑張っている自分を誰も認めてくれない（褒めてくれない）ことが納得できないから・・・というのもあるでしょう。





怖いのは、


誰からも必要とされていない？

というのを自分で認めなければいけないことなのですね。




なので、他の人は知らないけど話を聞いている私は必要としているよ、と相手に重要感を与えてあげることができれば、心が満たされて少しは愚痴が減るのでは？と思います。




自分が同じ愚痴を言い続けてしまう方で、どうすれば愚痴が止められますか？という人に向けては明日以降に書こうと思います。

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