多分私より10歳は年下なのにパソコンが使えない、スマホも得意ではない同僚がいます。
パソコンで何かを印刷する、コピーを取る程度のこともできないので当然こっちに回って来るのですが、その人は事務員じゃないしまぁ仕方ないかな?と思いつつ(新しいことを覚える気も成長する気もないタイプだなぁ)とは思っています(;^_^A
口癖が「わからな~い、できな~い」なんですよね・・・。
本気で変わろうとする人、現状をどうにかして改善したいと強く願う人は
できない
無理だと思う
わからないからやって!
うーん、頭では
わかってるんだけど
このようなセリフを言いません。
オリンピックに出場し「メダルなんて無理だと思う。自分にはできない」なんて言いながら金メダルを獲る人がいないのと同じ。
本気でどうにかしたいと思っていたらどうにかできる道を探そうとする。
これまでできなかったことができるようになりたい時はやり方を聞く。
このどちらもしようとしないで「わからない、できない、私には無理」と言い、できない言い訳ばかりする人はいつまでもできないままでしょう。
同僚のように誰かがやってくれるから大丈夫と考え、自分でできるようになりたいと思っていないのならそれでもいいと思います。
できる人がいなくて自分でしないといけない状況になったらすごく困るでしょうけど(;´∀`)
あと、トライしてみたらできるかもしれないことを(私がする必要はない、誰かがするだろう)とやらない癖を若い頃に身につけてしまうと、できないことが増えて行き年齢を重ねてからマイナス評価or欠点として自分に返って来ます。
これは悩みを抱えている人にも言えることで、どのような悩みでもとにかく何とかしたいと考えて相談する人はアドバイスに対して否定的なことは言わず、「わかりました。でも相手がこういう態度を取って来たらどうしたらいいでしょう?」「どういう言い方なら喧嘩せずに話し合いができますか?」と、さらに具体的なことを聞いて来る。
たった数日のやり取りでも意識が前向きになり、これまでの思い込みや決めつけを手放して急激に変わることができるのはこういうタイプ。
逆にどれほど長い期間相談に乗ったり話を聞いてもほとんど効果がないのは、やりたことがある、変わりたいと言いながらできない理由(言い訳)ばかり口にする人。
「多分結婚できないと思います」
「やる気はあるのに忘れてしまうんです」
「私は○○な性格なので難しいでしょうね」
何を伝えてもこのようなセリフしか言わない💧
私も昔はできない理由を探しては実行しないための言い訳をしていました。
コツコツと小さな努力を積み重ねた先にしか望むような結果は待っていないのに、しんどい過程を抜きにして結果だけ欲しいとか思っていました(>_<)
だけど誰かや何かのせいにしていても全く現状は変わらず、思い通りの人生にならないことにイライラやストレスが溜まる一方。
チャンスが来ればその時は頑張る
できない理由があるのだから
仕方がない
こんな風に考えていたけど、チャンスは自分から動き出さないと訪れないし思い描く人生があってそれを実現したいのなら言い訳しててもどうしようもないんだよなぁ~と、諦めのような悟り方をしたのでそこから変わって行けたのかもしれません。
ちなみに初めて事務職に就いた時の私はパソコンも触ったことなかったし簿記って何?ってレベルだったけど、できるかな?とは考えず教えてもらいながら質問を繰り返し、パズルを少しずつ完成して行くような感じで仕事を覚えて行ったんですね。
それで、できるどうかわからなくてもやってみると案外できるという感覚を身につけたのは大きかったと思います。
どう頑張ってもできないことはできないでいいんです。
(☟その話はこちらをご覧ください)
できること・できないことを理解しておこう
本当はやりたいことができなくて、現状が何も変わらないせいで苦しいのではありません。
例えるなら、庭でりんごの木を育てたい気持ちがあるのに信州じゃないから無理だと考えたりスーパーで買った方が安くて美味しいと言いつつ、諦めきれず何度も園芸売り場にりんごの苗を見に行ってしまうから苦しいのだと思います。
私にはできない、無理
自分でそう思ってしまうとどうやったらできるようになるのかな?という方向に脳が動きません。
誰かに対しても同様。
この人は気が利かない、仕事ができない、優しくないなど『できない人』認定してしまうと、どういう伝え方ならわかってくれるかな?という方向に脳が回らず、一向に変わらない相手に対する不満や愚痴しか出て来なくなる(;´Д`)
なので、現状を変えたいのなら『できない』という言葉は自分にも他人にも使わないことがすごく大事なのです。
(☟こちらも合わせてお読みください)
そろそろ言い訳ばかりの人生にサヨナラしよう