少し前までは、
努力は必ず報われる
思い続けていれば願いは叶う
諦めなければ勝利を手にすることができる
という、何事も努力だ、諦めてはいけない、頑張って続けていれば良いことが必ずあるみたいな考えが当たり前だったように思います。
ひろゆきさんなど著名人が、
努力が必ず報われるなんてことはない
とハッキリ言ってくれ、
有名な心理カウンセラーたちも
しんどい時は逃げたっていい
途中でやめてもいい
無理をする必要なんてない
と言い出してくれたおかげで、少しずつ若い世代を中心に人々の意識も変わって来たのかな?と思います。
と言うことで、ここからはありのままの自分を許すとはどういうことか、私の転職話を例えとして説明して行きますね。
子供の頃から「私の辞書に努力と忍耐(我慢)の文字はない」と言い切って、どうしてもしたくないことは途中で止めたり、やろうとしなかった私は大人になっても仕事だけ続かないのが悩みでした。
私なりに辞めようと思った理由はあって、それは自分の中の大事な何かを守りたいという感じだったのですが、私にしかわからない理由で転職を繰り返していたので当然誰からも理解はされず・・・。
大人になり切れない人、仕事と割り切って働けない人というレッテルを貼られ、自分でも続けられない人なんだと思っていたのですね。
周りに私と同じような考えの人が少なく、変わっていると言われ続けるとそうなんだな、少数派で私はおかしいんだと思うしかなく(;´∀`)
自己肯定のできている私でなかったらメンタル病んで引き籠っていたかもしれません💧
そんな頃に、
長続きしなくても別にいい
イヤだったら続かなくて当たり前
イヤという気持ちを大切にしてもいい
というある人の言葉にとても救われたのです。
最低3年は続けないと評価されない
3年働いて初めて一人前の仕事ができるようになる
など、3年は我慢しましょうみたいな説が一般的になっていますよね。
「辞めてどうするの? どこに行っても同じだよ」
というセリフを何人かに言われて来ましたが、
私を縛り付け自由を奪う呪いの言葉にしか聞こえませんでした(-_-;)
多くの人には我慢ができて割り切って働くことが普通でも、私の普通は「無理をしない」ことだったので、価値観や考え方の違う人にアレコレ言われるのは辛かったです💧
90年代に大ヒットした、
負けないこと 投げ出さないこと
逃げ出さないこと 信じ抜くこと
駄目になりそうな時 それが1番大事~♬
という歌があるのですが、当時はこれが応援ソングと言われていたぐらい『頑張ることが1番大事』みたいな価値観が中心でした。
だけどそれを信じて無理をして頑張り続けて来た人たちの心が壊れ始め、みんな気づいて来たんですよね、
我慢して頑張り続けてもいいことはないし
努力が必ず報われるなんてことはないよね?
と。
私は転職を繰り返したけど、辞めた会社は自分にとって大切にしたい場所ではなかった、それだけです。
大切だと思える時間を持ちたい、大切にしたいモノに囲まれて生きて行きたいという考えは全然悪くないと、無理を自分に強いらずにいたおかげで実感できるようになりました。
我慢しなくていいと許可を出し、その通りに行動した自分を許し受け入れる。
これは本当に大切なことだと思います。
他の人は平気でも自分が平気ではないのなら、そこから離れてもいいのだと自分に許可を出しましょう。
負けたくない、もっと頑張りたい、そう思えるのなら頑張る方を選んでもいいのですが、「負けるな! もっと頑張れ!!」と厳しくするのは、もう無理と思っている本心を否定することになり、自分で自分を縛り付けることを選んだ、となります。
逃げるが勝ちって言葉もあるよね~と、自分にOKを出して受け入れましょう。
仕事は探せばいくらでも他にあります。
友人や恋人もそうです。
自分を大切にしてくれない人のそばにいなくても、他の人を探せばいい。
仕事・友人・恋人の代わりは見つかるけど、自分の代わりに生きてくれる存在はいない。
心を殺し、無理をしてまで頑張ることを自分に強いらなくてもいいのです。
もう十分頑張った、ここが私の限界。
そんな風に、負けること、投げ出すこと、逃げ出すことを時にはアリにしましょう。
弱い自分でも頑張れない自分でもいいのです。
どのような選択をしようと誰に迷惑をかけるわけでもなく自分の人生のことですからね。
(あ、ちなみにこれは妻子持ちの男性でもしんどかったら簡単に仕事を辞めていいよ~って話ではありません)
投げ出して逃げ出した結果、楽しくて幸せを感じられるのなら、その方が間違いなくいい。
それこそ、1番大事~♬だと思います。
(☟こちらも合わせてお読みください)
努力ができるのは1つの才能
転職を繰り返すのも別に悪くはない
置かれた場所で咲くのが無理だと思ったら
そこではない違う場所で花を咲かせよう
(☟長続きしないのが悩みという人にオススメの本)