ブログを書くようになり、子供の頃からこれまでの人生を振り返っていると、本当に私は変なヤツだったな（今も？）と自分でも思う時があります。



昔から楽しいことを追求していた（らしい）私は、周りからアレコレ言われると決まって

私の辞書に努力と忍耐の文字はない

と平然とした顔で言っていました💧

いつも味方をしてくれる母でさえ、屁理屈ばかり言う私に呆れて「どうしてあなたはそんなに口が達者なの？　誰に似たのかしら」とたまにぼやいていたほどで・・・。




とにかくあー言えば　こー言うの典型的な子供で（家の中ではとくに）、納得の行かないことをするように言われると、

なんで？　何のために？

と必ず理由を聞いていました。


素直に黙って大人の言うことを聞く子ではなかったのですね～～

だから夫からは「理屈っぽい！！　めんどくさいわ！」とよく言われます（苦笑）

仕事でも納得して理解しないまま、本当にこれをやる必要があるのか？と思ったことは、しばらくはおとなしくやっていても、誰に見せるわけでもないし全く必要ない書類を作っていたと気づいたら、作成するのを勝手にやめたりしていました（笑）


でもそれで怒られたことはなかったです。
だって誰も見ない書類だから、続けようとやめようと気づかれることもない。

もし、忙し過ぎて時間がないのなら、仕事も家事も無駄なことをしていないか見直すことは必要です。


古い体質で現代に追いついていない経営者のいる小さな会社では無駄な作業を今でも普通にしています。



残業代がもらえない会社で残業することほど無駄なことはないと思っていた私は、やり方を工夫して集中してスピードUPすることに努力をし、９５％の確率で定時で帰っていましたが、自分のペースで１つ１つ時間をかけて自分が納得できるやり方で仕事をしていた先輩は９５％残業していました。




前はそれが評価されていたのかもしれませんが、時代も法律も変わったので会社からは早く出勤しないで時間通りに来てと言われたり、ちゃんと有給休暇も取ってくださいと言われているのに「これだけの仕事量をしているのだから無理」と従わなかった先輩は、限られた貴重な自分の時間を無駄に消費していたように思います。

大人になって母の本棚に子育てに関する本を数冊見かけた時は、

ごめんなさい、お母さん

そう心の中で謝ったこともあります。

だけど私の屁理屈は案外的を得ている時もあって、努力ができるかどうかは持って生まれた才能もあると思うのですよね。



誰でもそれなりの努力はできるし、日々していますが、イチローさんや羽生選手みたいに子供の頃から友達とも遊ばず、毎日ひたすら野球やスケートだけに打ち込むって、できない人の方が多い。




それほど必死にならなくても東大に合格する人は遺伝によるものが大きいし、そうじゃない人が勉強だけに打ち込んで浪人してでも努力を続けて東大に合格するとか、やっぱりそこまでの努力ができる人とできない人に分かれます。





努力は必ず報われる！と言う人がいますが、必死に努力ができる人、あるいは相当な努力をして何かを実現させた人じゃないと言えないセリフ。



それなりの努力をしても要領の良い人には負けるし、結果を出していても世渡り上手な人の方が可愛がられるのが世の中。

だから私にはそこまで努力する才能はないし、お金のためと割り切って働き続けるだけの忍耐力も無い。

そんなことは他人からとやかく言われるまでもなく、子供の頃からわかっていたのだから。




その代わり、

人生を楽しむ才能はある

ありのままの自分を肯定して、それでもいいのだと言える強さがある

この２つだって立派なもんですよ、自分で言ってしまいますが（苦笑）





努力ができない自分はダメだと自分を嫌いになる人がいて、どの程度のレベルかに気づいたとたん人生を諦めてしまう人もいますが、努力が足りないのではなく、才能がないのでもなく、持って生まれた才能が違うだけなのです。

〇〇ができないからダメなのではなく、

〇〇ができない自分をダメだと思うその考えがダメ

なのだと思います。





〇〇はできない、でも私には◇◇ができる！


そう思えることが大事ではないでしょうか。





何もできない人なんていない。


ものすごく得意じゃないと得意だと言ってはいけないという法律もない。

人並み以上の努力ができる人はそれが才能なのだから胸を張っていいし、努力はできないけど我慢強さはあるのならそれも胸を張っていいのです。


努力も我慢強さもなくて流されるように生きて来たけどそれでも幸せ、そう思えるのも才能。




だから自分ならではの才能に気づいて、みんな胸を張って生きて行けば良いのです。