☟昨日のブログでサイコパスやマニピュレーターについて少しだけ触れましたが、
今日は一見おかしいとは思えないのに、関わると大変な人たちについて書こうと思います。
昔の私は少し気が弱くて何でも信じやすく、学生時代はNTTと偽った業者に何かよくわからない器機の契約をされそうになったこともあるし、訪問販売で超高額な電子ミシンを買いそうになったこともありました。
横にいる店員を振り払えず買う気のなかった服を買ってしまったり、誘われて遊びに行ったらネズミ講ビジネスの集いで化粧品やら鍋やら下着など買わされそうになったし、怪しい講演会に誘われたこともあります。
途中からは気がつくのでその場で断って、1回そういう目に遭ったら次の誘いには乗らないし、本当に騙されて変な買い物をしたり損をした経験はないのですけどね。
そんな自分が嫌だったのでNOと言えるように頑張って変わってからは警戒心も強くなりましたが、同性にはなぜか気を遣ってしまい遠慮して大目に見てしまうところがあるので(私は男性に対する方が厳しい)、おかしな人に気に入られたり、いい風に利用されていたと後から知ったことはありました。
と言うことで、関わって大変&ヤバかった人の特徴をあげてみようと思います。
① 出会った時から妙に馴れ馴れしい
② その場にいない人の悪口をよく言う
③ 都合の悪いことは知らんふりで関わろうとしない
出会って間もないのにまるで前からの友人のように親しげに名前を呼び、「これ食べて~」と何かをくれたりあれこれ世話を焼いて来る親切そうな人はいませんか?
①②③の特徴がある人は、実は自分が中心の城を築こうとしているだけ。
フレンドリーにその場を仕切ろうとするタイプで、例えばTVの中で見かけるボスママのような存在。
好き嫌いが激しく、その場にいない人の悪口を言うことで仲間意識を持とうとします。
普段は親しげなのに本当に助けて欲しい時に親身になってくれない人は要注意。
利用できるかどうか見極めるために人に近づき、欠点を見つけるとそこをわからないように刺激して、相手から自信を奪い不安に陥れ自分に都合よく使おうとしますが、気に入らないことがあると突然避け始めます。
④ 知り合って間もないのに距離感がおかしい
出会ってすぐに距離を詰めて来て「あなたと仲良くなりたい」「友達になってください!」と言うような人です。
依存度が高い人の可能性があります。
聞いてくれる人ができたとばかりに延々と自分の話ばかりして、少しでも厳しいことを言うと逆ギレするか、この間までの親しげな態度は何だったのだろう?と思うぐらい一瞬で離れて行きます💦
ずっと親身になり続けていると、どんどん依存して来ます。
彼女がこのタイプで自殺を仄めかされるので別れ話すらできなくて困っていた知り合い男性がいました・・・。
⑤ 気軽にお金を貸してと言う
⑥ 何かしてもらってもお礼をしない
そこまで親しくもないのに小銭程度でも簡単に貸してと言う人はタカリ気質というか、返してもらえない可能性が大きい。
あるいは何かをしてもらっても当たり前と思い感謝をしない人はギブ&テイクを無視するので、一方的にこちらがギブする関係になります。
こういう女性と付き合ってそのまま結婚をしたら、女性の家族がみな働かない人たちで借金もあり、それを当然のように払わされそうになったという男性も知っています。
⑥ 口が上手く、第一印象はとても魅力的
⑦ 言動に矛盾がある
⑧ 人を支配して思い通りにしようとする
⑨ 自分の方が被害者のように振舞う
口が達者で頭の回転も速く、常識人が常識では考えもつかないことを堂々と言い、あれ?私の方が悪かったのかな?と思わされるような言い方をするので、支配されそうになります。
支配される前によく観察していればおかしいことに気づけるのですが、とにかく堂々としていて口が上手いので、気の弱い自信がない人は何かあると自分が悪いのだと自分を責める方向に導かれます。
悪いのは向こうなのに被害者のように振舞い言葉巧みに周りを取り込むため、こちらが悪者にされたり反抗的な態度を取ると追い詰められ孤立することになります。
いわゆるカリスマ性があるサイコパス的な人や自己愛の強い人はこういう感じです。
サイコパスや自己愛の強い人も強烈でしたが、後からじんわりと怖い人だったんだな・・・と思ったのが①②③のようなマニピュレーターと呼ばれる下記のような人です。
●いつもは親しいのに、たまにグサッと傷つけたり裏切る人
●やけに人当たりがよく、根回しができる抜け目ない人
●正義やモラルを盾にこちらを悪者扱いしてくる人
●評価を得るために人の手柄を巧みに横取りしたり、密かに仲間を蹴落としている人
一言で表すと、
親切を装いながら邪魔者を消そうとする人
です。
こうやって書くだけでも怖い💦
自分にとって邪魔な存在が現れると、
「会社のため」
「みんなのため」
と言いながら排除しようとします。
このタイプの人に親しげに話かけられて親切にもされ、最初に良い人だと思ってしまうとなかなか修正は難しく、本性には気づけません。
例えばこれが男女の関係だったらもっと悲惨になります。
好きという感情も入って来るので、余計に最初の頃の良い印象を引き摺ってしまいおかしな人とは信じられないでしょう。
今思えば、私が関わった人も良くない部分は見えていたのに、最初に親切にされ仲良くなってしまったから、誰にでも欠点はあると違和感を無視し続けていたら、私を含む数人が会社での居心地がどんどん悪くなり。
それに気づいて少し距離を置いた頃にはもう遅く、口癖のように「辞めてもらいましょう」とその人に言われていた人たちは排除されるかのように退職することになってしまいました💧
やっぱり違和感には早めに気づかないといけないし、無視をしてはいけないのです。
自分の中に芽生えた違和感を無視しない
その人を避け始めてから話をするようになった他の同僚に、
「あの人が裏で動いていると前から思っていた」
と言われ1番信用してはいけない人を信用してしまった自分はバカだったと後悔しました。
今日ここでヤバイ人として紹介したタイプには共通点があります。
●出会ってすぐはすごく褒めてこちらを持ち上げる
●平気で嘘をつく
●自己保身のためなら簡単に裏切る
●でも本人たちは悪いことをしている自覚がない
です。
よく考えたら、普通の人とはあきらかに違うアプローチの仕方で近づいて来ているので、警戒していれば見抜くことは可能。
世の中には
他人を利用することしか考えない
常識が通用しない人たちは存在する
ということだけでも覚えておき、自分の身は自分で守るしかないのだと改めて思います。
(☟サイコパスの話はこちらで詳しく書いています)
経営者にはサイコパス(的な人)が多いというのは本当だった話