これまでの人生で、ヒステリックな女性や突然キレて怒鳴りつける男性、盗癖がある人などそれなりに様々な人を見て来ましたが、「サイコパス」はドラマや映画の中でだけ存在し実際に関わることはないだろうと思っていました。

 



ある会社で働いていた時、最初の頃は何も感じなかったのですが、途中から(あれ?この人ちょっとおかしい?)と思い始めた経営者がいて、やがて今まで誰にも感じて来たことがないぐらいの恐怖心を持つようになり、その人の特徴で検索した結果がもしかしてこれ?・・・でした。





サイコパス=残虐で猟奇的な犯罪者というイメージでしたが、ネットや本などで調べてみると会社の経営者に多いそうで、その理由として、普通の人では決断できないことを躊躇なくできる(リストラ等)、迷いなく行動を起こせる(何億円という借金を背負ってでも新しいことに手を出せる等)などが挙げられていて、妙に納得しました。




サイコパス(反社会性パーソナリティ障害)とは脳の障害といった先天的なものにより下記の特徴を持っている人のことです。

(※親からの虐待や育った環境など後天的な結果として似た特徴を持つ人はソシオパスというみたい)



・平気で嘘をつく
・良心が欠如している
・表面上は口が達者で魅力的
・利己的で自己中心
・結果至上主義
・他人を操ろうとする
・刺激を求め、衝動的
・自分の言動に責任を持たない
・冷淡で共感性が欠如
・自分の非を認めない

・行動がコントロールできない
・考えや感情が薄っぺらい




アメリカでは10人に1人ぐらいはいるそうで、日本はそこまでではないそうですが、それでもそれなりに身近に存在しているらしいのです。


異常でもあり天才でもあるそうで、思い切った決断で会社を救うこともあれば、冷静沈着な判断や行動で難しいオペを成功させることもあるらしいので、必ずしもサイコパス=悪ではないようですが、口が達者で抵抗なく人を操れるタイプの人はやっぱり要注意かな?と思います。





その経営者は全部の特徴に当てはまっていました。

最初はすごく人当たりが良くて腰の低い気さくな人だったので、ちょっと変だな?と感じ始めた時は(日によって雰囲気が異なっていたので)二重人格っぽいのかな?と思いました。




どうやら最初の頃はそういういい人を演じていただけのようです・・・(;’∀’)




途中からはいい人の仮面を取り、その場しのぎで嘘をついては言葉巧みに問題をすり替える、自分の言ったことを覚えていない、考えがコロコロ変わるetc.



  
その上ちょっとしたことで誰にでもキレるので、顧客からクレームは来るし仕事もしにくくなるし・・・。





普通に仕事の話をしているだけでも予想外の方向から攻撃されたり、口が達者過ぎて頭が混乱し支配されそうになるのです💧






最終的に怖くなって退職の意思を伝えた時は裏切者扱いを受け、最後まで嫌がらせをされました💦
同じように感じた社員やパートは何人かいたので、みな同じ時期に退職しました。






ブラックではない企業を探す方が難しいかもしれませんが、もしもあなたの今の仕事があまりにも大変で、会社のブラック体質が経営者の人間性によるものだったら、この人はサイコパスかも?と疑ってみていいかも。






そうそう綾瀬はるかさん主演のドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」が始まりましたね。
ドラマだとどんな展開になるのか楽しく見れるのですが(苦笑)




高橋一生さん演じる日高ほど残虐な犯罪を犯すサイコパスは滅多にいませんが、上記のような特徴を持って普通に生活をしているサイコパス(的な人)はすぐ近くにいるかもしれません。






今でもその経営者の冷たい目や良心の欠片もない言葉を思い出してはぞっとする時があります。




それほど人格や精神がやられてしまうので、話し合えばわかるとか改善できるなんて思わず、気づいたらすぐに逃げましょう。

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