雑誌『クロワッサン』の中には、ふなっしーと林家たい平師匠が読者の悩みに回答するというコーナーがあります。



今回のお悩みは、

スポーツジムで親切にしてくれた男性が気になる

挨拶したり軽く会話はするようになったけど

もう少し踏み込んでLINEの交換をしてみたい



というもの。


男性は独身のようですが、相談者の女性は既婚者で夫に不満があるわけではない、と書いています。


真面目で正義感の強いふなっしーは「やめとけって言うしかないなっし! すぐにジムを変えるなっし!」とバッサリ。
たい平師匠もそれは良くないと言っています。




いわゆる不倫が始まる前ならまぁほとんどの人がそう言うでしょう。



例え夫に不満があったとしても、自分の悩みを他人で解消しようとする人は、新しい誰かに対する不満もまた別の誰かで解消しようとするので悪循環になるだけ。





だけど、たい平師匠も言っていましたがこの女性のように結婚をしても他に気になる人が現れて・・・と悩む人もけっこういると思います。



誰かをいいなぁと思う気持ちって自然に沸いてしまうものなのでそれは止められないのですよね。



だからと言って気持ちに正直に生きる=不倫に走るは違う。



誰かを裏切り傷つけることになるのだから、好きになったんだからしょうがないでしょ!という開き直りは良くないと思います。





そういう気持ちを内に秘めるだけなら何も悪いことではないし問題も起こらない。


結婚をしたらお互いに何でも言わなければいけない、秘密を持つなんていけないと思う必要もないし。


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ふなっしーとは考え方がよく似ているのですが、好きになるのなら歌手とか芸能人とか身近にいない人を好きになるようにと最後にアドバイスをしていました。


結婚をしてもときめきとか甘くせつない気分を味わいたいのなら、実際に会えないような相手がベストだと私も思います。



LINEぐらい交換しても大丈夫では?と思っていても、最初はそんなつもりはなかったと言いながらどんどん深みにハマるのがオチ。



もしも気持ちが前のめりになりそうだったら、



全部失う覚悟はあるの?


そういうことをして自分を嫌いにならない?



と自問しましょう。




知り合いにも何人か結婚後に恋をしている人はいて、中には根っからの恋愛体質の人がいました。


夫が嫌いとか子供がかわいくないわけでは決してないのに、女として見られていたいという気持ちが強いのでずっと恋愛はしていたいのだとか。




それぞれ事情は違うし、不倫は絶対に良くない!と道徳心や感情で責める気は全くないのですが、ずっと女として見られたい、恋愛をしていたいという人は男女ともに結婚しない方が平和じゃないかなぁとは思います。




どんなに大恋愛をして結婚をしても、結婚後もラブラブでずーっと恋人同士のような甘いだけの関係を続けている人なんてほとんどいない。


仲良し夫婦はたくさんいるけど、恋愛していた頃とは変わっているはず。


恋愛では得られない結婚生活ならではの小さな喜びや幸せ、安心感を楽しもうとせず、刺激やときめき、異性としての存在意義を強く求めてしまうのなら結婚は向いてないでしょう、求めるものがそもそも違うので。

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恋が好き、だからずっと恋愛だけしていたいというのは1つの考えなので何の問題もない。


だけど結婚をしているのに恋愛もしようとしたら、信用を失い人間性も疑われることになる。




結局、不倫や裏切りってバレるバレないに関わらず自分を下げる行為なので、一時のときめき&ドキドキや快楽のために甘い考えや気の迷いでいろんなものを無くすかもしれないのだとしたらリスクが大き過ぎる。



今回の相談者のように気軽に考えていいことではないし、家庭や家族は大事だけど恋愛もしたいというのは欲深い人なのでしょうね。




もしも「出会ったのが遅かっただけ」と今の相手以上に好きな相手に出会ってしまったのなら、けじめをつけて謝罪をして、今の人を終わらせてからその人と恋愛をすればいいだけの話。



おいしいとこ取りだけの人生なんてないと思います。


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