恋愛も含め人間関係で悩んでいる人の多くは「嫌われたくない」と言います。
人に合わせてしまう
イヤだと言えない＆怒れない
我慢や無理をする
自分を出すことはワガママ
だから思ったことを言わない
こういう行動を取ってしまう理由が嫌われないためになっているんですね。
嫌われたら終わりと思い込んでいたり人と穏便に過ごすためには嫌われないことが大事だと信じている。
『こういう女性は嫌われる』『実は嫌われている人の特徴』など私たちの気を引くような記事がネット上に溢れているので、それを見て「こういうことをしないようにしなければ！」とさらに自分を追い込む人もいるでしょう。
ただ前にも書いたように合わなくて（嫌だな面倒だな苦手かも？）と思うことはあっても、これまで普通に接していた相手を嫌いになるってかなり酷いことをされた（言われた）時以外はあんまりないはず。
恋人に振られる、友人と疎遠になる＝嫌われたではなくて相手側の都合や事情であることが多い。
嫌われたくないと自分を抑え込んで来た人は我慢が限界となって突然シャットアウトする、だけどそのことにも罪悪感を持ってしまうので苦しみます。
それでも「嫌われたくない」という思いは消えなくて悩みが深くなるのです。
で、実際はどうなのかと言えば、嫌われたくないと思っている人は気を遣えるし相手の機嫌を取ることに長けているので嫌われない人になっていると思います。
つまり願いは叶っているのです。
それなのに心が満たされないのはどうしてでしょう？
それが本当の望みではないからです。
嫌われたくないという思いの先に、
愛されたい
大切にされたい
価値のある存在だと認めて欲しい
もっと評価されたい
ありのまま自分を出したい
他人の目を気にせずに生きたい
というような真の望み（目標）があります。
これに気づかないままただ嫌われたくないと思って行動していたので嫌われはしないけど、本来の目標や理想から遠く離れた生き方になっていて苦しいのではないでしょうか。
私は１度切りの人生を楽しみたいと思っているので自分が楽しいと思えることをしています。
友人たちと全然違う生き方になっていても、他人からどう思われようとあまり気にならないのは自分のしたいことをしているから。
自信があるから、自己肯定感が高いからではありません(*^-^*)
何かを選択する時は楽しいか・楽しくないかが判断基準になり、無理や我慢も必要以上にしません（それでも悩みはありますけどね）
人生は選択の連続で、育った環境や過去がどのようであったとしても現在の状況を作り上げたのは
＊本人の選択の結果
＊何を望んでどう行動したか
ざっくり言うとこの２つ。
楽しみたいと願う私は、自分がどう感じるかを考えて動くので楽しいことが多い人生になっている。
嫌われたくないと言う人は、他者がどう思うかを気にして相手に合わせるので嫌われない人生にちゃんとなっているのに苦しんでいます。
自分の満たし方をわかっていて行動する人間と、本心を知ろうとしないまま他者を満たそうと生きている人との差です。
どちらが正解ということではありません。
誰もが望んだ通りの人生になっているので、他者を満たすことが自分の幸せなら嫌われない生き方に誇りを持ちましょう。
ただ現状に不満を持って他者優先では自分がしんどいと思うのなら、本心とは違う生き方をしているせいだと気づいて修正をかければ人生は違って来ますよ、という話。
本当の願いを明確にし、叶えるためにどう動けばいいのかを考えましょう。
嫌われてはいないけど好かれてもいない、大切に扱われていない、別に私じゃなくてもいいのでは？という風に感じてしまうので満たされないのだと思いますよ。
どういう風になれば
心が満たされるのかな
どのような自分でいたい？
嫌われることを気にするより、あなたの本心が求めていることから目を逸らさないでくださいね。
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