昨日の「大豆田とわ子と三人の元夫」第8話を見ていて、最近登場して来たオダギリジョーさん演じる小鳥遊は一体何者なんだろうか?、仕事で見せる顔とプライベートでの態度があまりにも違っていて、どっちが本当の姿なんだろう・・・?と不思議な気持ちになりました。


なんだか信用してはいけないように思えるのに、なぜかとても惹きつけられて、元夫たちの存在感が消されてしまい、三人まとめてやって来ても霞んでしまう程の魅力を放っている。


オダギリさんだからそう思ってしまうのか、本当はどっちなんだろうともっと知りたい気持ちになるから魅力的に思えるのか。


できればオダギリさんが演じているからそう見えるだけ、と思いたい。




小鳥遊が、社長の言う事は絶対だからそれに従わないといけないという風に、社長に出会いカレーをご馳走してもらって、うちに来ればいいと優しくしてもらった恩があるというエピソードを語った時、少し前に書いた関わってはいけないヤバイ人たちのことを思い出しました。


こういう人には要注意 身近に潜むヤバイ人




出会った頃はあの人たちもとても良い人に見えて、私もすごく感謝をして一生懸命働いていたし、ここにいてもらわないといけない存在などとあの人たちに言われ、さらに頑張ろうと思えたり。


だから、ときどき他の人に取っている態度にビックリしたり、その人たちの考え方を(アレ?)と思っても気にせず見逃していたら、最後は信用したのが間違いだった・・・と何もかも逆転してしまいました。



自分がわかりやすい性格で、似たような人と一緒にいる方が安心できるので、極端な二面性がある人やわかりにくいタイプとはあまり友人になったことがなく。


最初に見せた顔、最後に見せて来た顔、どちらもその人なんだろうけど、少なくとも一緒にいて「信用できない」と感じた相手とは関わらない方がいいなと、その考えに行き着きます。



凶暴な熊でもエサをねだる時は可愛い仕草を見せる こういうギャップならいいですね





結婚相談所の会員が、お見合い後やデートの後で「聞いてください! 今回の人はヤバイです!!」といかに相手がおかしな態度だったかを報告してくれた時、「すぐにおかしいと気づけたのなら良かったじゃないですか。 結婚してから気づいたら大変だったのだから」と言っていました。


実物が写真とまるで違うからと会った瞬間にヤル気を失くしてそれを態度に出したり、何の話もせず話題を振っても反応が薄かったり、逆に偉そうに頭のてっぺんからつま先まで品定めをするように相手を見て、いかに俺様が立派な人物なのか語るような人とか、誰が見てもすぐに気づくぐらい丸出しの人は全然マシだと思います




ある程度のことは想定内。

ギャップでより一層魅力的に思えることもある。


だけど小鳥遊やサイコパス的な人たちの、反則級の二面性は私はやっぱり怖い💧
魅力的でも、本当は良い人かもしれなくても、小鳥遊は助けてもらった恩を返すため心にフタをして、人から恨まれるほどの冷酷なことをして来たのも事実。


とわ子はこの人を信用して好きになってしまって大丈夫なんだろうか?と、ドラマの話なのにハラハラしてしまいます(苦笑)




今またある有名人が離婚に向けての話し合いをしていると発表されていましたが、少し前に騒がれた元(?)有名アスリートの話とちょっと似ていますね。


妻側は夫のモラハラやDVを訴えて離婚をしたがっているけど、夫側は妻の浮気を疑っていて、両方の話が食い違っている。


どちらかが本当のことを言っていてもう片方が嘘をついているのか、それともどちらも自分に都合の悪いことは隠して多少のフェイクを入れ、相手の悪い点だけ指摘しているのか。



どちらにしても、かつては愛して夫婦となった相手が嘘をついて自分を悪者にしようとしているとか、相手を敵のように感じ戦わなくてはならない状況になっているとか、赤の他人にどちらが本当なんだろう?と思われたり、ただ離婚をすることになっただけじゃなく、二人の気持ちの変わりようが残念ですね。


単純ってあまりいい風に思われないかもしれませんが、どちらが本当なんだろう?と考えないといけない相手よりは、元夫たちのような、すでにどんな人かわかっている人の方がはるかに安心安全では?と、昨日のドラマを見てそんなことを思いました。