また婚活の話をしたいと思います。 婚活というか、結婚の話かな?


カウンセラーをしていた時「本当にこの人が好きかわからない、この人でいいと思います?」と他人事のように聞いて来た会員がいましたが、この人のように何となく結婚がしたいから婚活を始めただけという人もいます。


婚活は条件ありきで相手を探すので、普通の出会いとはそこが大きく違います。




日常で出会った相手には年収や貯金額をすぐに聞いたりしないし(長く付き合っても聞かない人もいるし)、学歴や親の職業も聞いてからじゃないと、というのはごく一部の良家のご令嬢かご子息ぐらい?


婚活中の男女は目標が「結婚」と一致しているので出会えたら結婚は早いです。



ただ

どんな結婚生活をイメージしているのか、

自分に合う人はどういう人なのか、

そもそも自分はスペック重視なのか気持ち重視なのか


をわかっていないと「決められない」となります。



何となく決められたとしても、結婚生活が長く続くかどうかは疑問です。





最初の結婚をした時、私は相手を好きというよりとにかくあの時は結婚がしたかっただけなんだなと、離婚をする頃に気づきました。


「どうして結婚しないの?」という周りの声が本当に嫌だった。


自分でも(どうして私が結婚できないのだろう? 別に他の人に比べて劣るわけじゃないし、むしろ20代前半まではそれなりにモテていたのに)という納得いかない感がすごくあったと思います。



だからモテて来て今も綺麗なのに婚活で苦戦している人たちの気持ちが多少わかるのです(私は美人じゃないですが)


☟ここで厳しいことを書きましたが、相談所に入ったのなら気持ちを切り替えて上手く行って欲しかったからです。
上手く行かないのは相手のせいではない 婚活は自分と向き合う作業




結婚後にあれこれ予想外の出来事が起こる度に元夫への気持ちは冷めて行ったのですが、それでも(結婚できている状態)に浸っていたかったし、パートで働いてはいたものの離婚して仕事を探しまた正社員で働くことを考えると決断できず。



離婚を心に決めたのは元夫がバイクの事故で肩のオペをすることになった時。

全身麻酔だったのでやはり少しは大丈夫かな?と心配になるはずなのに、全く何も感じない自分がいました。


自分の冷たい心にゾッとしたんです。

え?私ってこんな人間だった?と。




そしてまだまだ40年以上は続くであろうこの生活を続けて、

人生最期の瞬間を迎えた時に「あー私の人生楽しかった」と言えるだろうか

と自分に問いかけました。




元夫だって他の女性となら子供を持てるかもしれないし、今より幸せになれるんじゃないかと思いました。


ギャンブルも浮気もしない真面目で普通に良い人でしたが、私が自分自身をよく理解していなかったため、最後は「ごめんなさい、もう好きじゃないです」と時間をかけて説得をし何とか離婚をしてもらいました。




私は自分がちゃんと長く好きでいられる人じゃないとダメなんだと1回目の結婚で思い知らされました。

確かに昔から愛されるより愛したい派だったのに、どうしてたいして好きでもなかった人と結婚したのか。



それは「とにかく早く結婚したい」という思いの方が強くなり過ぎて、自分を見失っていたからです。

結婚生活を続けたのも、自分の内面と向き合わず他の楽しみで誤魔化し現実逃避をしていたから。


あの頃の自分はサイテーだったし、自分が自分じゃなかったように思います。






婚活をしていて、スペックは申し分なくてむしろ自分にはもったいないぐらいだし、この人以上に自分を好きだと言ってくれる男性はもういないかもしれない、でも私はこの人を好きになれないと悩んでいる人は、気持ち重視で結婚前にちゃんと恋愛もしたいし自分が好きになれた人と結婚した方が良いタイプだと思います。



私は若くて可愛いからとにかく条件の良いイケメンと結婚したい!と相談所に入った人は、それはそれで目標が明確なのでいいと思います。


どのタイプの人も、自分がどういう結婚生活をどんな人と送りたいと思っているのか、そして自分は恋愛もしたいのか結婚さえできればいいのか、その辺りは婚活する時点でわかっている方が良いと思います。



条件重視で結婚したものの、あれ?もしかして私は愛されてない??と結婚生活や相手に不満を持ってしまうことになりかねないです。

 



そして結婚生活以外に自分が輝ける場所を持っている方がいいし、精神的に(できれば経済的にも)自立している方がより上手く行くような気がします。


専業主婦の人なら、主婦から離れて一人の人間として何か夢中になれるような物や打ち込める趣味があるとか。

子供が小さいうちは難しいかもしれないけど、夫婦で共通の趣味があり一緒に楽しんでいるというのはベストかもしれません。



子供はいつか離れて行くし、二人だけになった後に会話もないし熟年離婚もちらつくことになるのだけはできれば避けたいものです。

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