自信の意味(国語辞書より)
自分で自分の能力や価値などを信じること
自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと
こうやって本来の意味を知ると特別なことでもそんなに難しいことでもないような気がします。
自信を持っている人のイメージが、なんだかプライド高そう、自信満々で近寄りがたいなど変な風に定着されていたり、自信を持つことより謙虚さを持っている方が日本では好まれる傾向にあるので、「私は自信があります!」と思っていてもなかなか言えないですよね。
でも自信を持つことと謙虚さがあることは相反することではなく、どちらも持つことだってできると思います。
ちなみに謙虚な人とは
自分自身の能力・地位などにおごることなく、相手の意見を素直に受け入れることができる人
他者に対して感謝をし、自分を過信しなければいいだけの話。
つまり、自分の能力や価値を信じるけど、他者の能力や価値も信じれば自信と謙虚は両立します。
これがいわゆる
自己肯定しながら他者も肯定する
ということになります。
本人が気づいていないだけで誰にも良い所は必ずあって、些細なことだからそれを長所だと思っていなかったり、誰かと比べると劣っていると感じるので長所と思えなかったりしているだけ。
自分の良さを認めて、他の誰かと比べないこと。
あとは日々の努力や積み重ねの結果として「自信」は自然について来るものだと思います。
私は仕事が長続きしないことに劣等感があって、ずっと同じ会社に勤務している人や毎日ひたすら同じ作業を繰り返している人(例えば1日中小籠包を作っている人とか)を心から尊敬しています。
なぜ他の人たちにできることが自分にはできないのか?を今でも時々考えます。
周りからも「あなたはどこで働いてもムリ」と言われて本当に辛かった。
だけど別の見方をしてくれる人に「転職を繰り返して来たのなら、いろんな会社でいろんな経験を積んで来たということでは?」と言われて、転職を自分の強みに変えることができました。
人それぞれ得意なことは違うし性格や考え方も違うので、他の人にできることが自分にはできなくてもいいのです。
自分にはできるけど、他の人はそれを苦手とすることだってあります。
みんな違うから世の中が回っているのですよね。
全員同じことが得意でそれをする人ばかりだったら、それこそとんでもない社会になる。
日々の積み重ね以外で自信を持つのに1番有効なのは「こうありたい」という理想を持つこと。
誰か理想の人(身近な人でも有名人でもOK)をイメージして、その理想に向かって意識や行動を変えて行くと自然と自分のことを好きになれます。
仕事もスポーツも、人間関係や恋愛・結婚も、
全てのことは行動しながら自信をつけることで上手く行く
そう思います。