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結婚相談所で苦戦しているのはどんな人? 入会さえすれば結婚できるわけではない理由
前回のブログで、相談所に入会しても結婚が難しいとして私が挙げたタイプ、辛口になりますが、これらの人はおそらく結婚をしても上手く行かない人でもあるように思います。
① 相手の良い所が見れない、見つけられない人
(相手の欠点ばかり目についてしまう人)
② 相手を楽しませよう、一緒の時間を二人で楽しもうと思えない人
①と②は、若い頃からモテて来て、年齢を重ねた今もとても綺麗な女性に多いです。
チヤホヤされて来た過去があり綺麗と言われ慣れているので、相談所に入会してお申込みが殺到してもまず感激も感謝も特にない。
デートを仕切ったり楽しませるのは男性の役目であり、いかに自分を満足させてくれるか、自分が好きになるのに相応しい相手かどうかを見ている感じ。
多分本人にそんな意識はなく、ただ相談所で出会う人に好きになれそうな人がいないという思いでしょうけど、不平不満文句が多いので第三者からすれば上記のように映ります。
過去の経験が今のその人を作っているので、ある意味モテて来た美人ゆえの悲劇のような気がします。
アラフォーになった今も若く見えて美しく自信があって、身近で相手を見つけられる環境だったら、相談所に入らず自分が好きになれる人を探す方が(美人の生き方に)合っていると思います。
モテて来た30代前半までの人なら、本人が納得できるようなスペックのイケメンからのお申込みもあるので上手く行きやすいです。
しんどいのは、恋愛経験&モテ過去がある30代後半以降の女性の場合。
婚活はけっこう辛く、厳しい現実を突きつけられることになるので、お申込みしてくれる男性の年齢も上がるし(どうしてこんな人がこの私に申し込んで来るのか?!)という事も多々あって、この時点で心がざわざわして来ます。
顔だけじゃなく体型もしっかり維持しているのでみなさん本当にモデルのようで、お見合いでは面白くない話でもちゃんと聞くし、目の前にいる時は気を使い適当に話を合わせたりもできるので、あまりモテて来なかった男性は当然すぐに夢中になるのですが、女性の方は内心で
全然楽しくない
何でこんな人とお見合いしてるんだろう・・・
と思っていて、こういうお見合いを繰り返すと
「相談所で出会う人にろくな人はいない!」
とブチ切れて退会するか、何年も続けている人はあまりのしんどさに心がすさんで行き、相手を悪く言い自分の意識を変えようとしません。
こんなはずじゃなかった・・・
どうして私が相談所に入って婚活しないと結婚できないのか
相談所に入るような男性に私の理想の人なんているわけがない
だいたい45まで結婚できないなんて何か問題があるんじゃないの? ←自分のことは棚に上げている
別に本当は結婚しなくてもいいのよ。 良い人がいればそのうち・・・ぐらいの気持ちなんだから
今でも相談所外で言い寄ってくれる男性はいるんだから ←彼がいるのに相談所にも入会という人もいます
おそらくこういう思いが頭の中にずっとあるはず。
本人は気づいていないかもしれませんが、深層心理で婚活している男性をどこか見下しているような所があるように感じます。
男性だって気づきます、あーこの人は自分といても楽しくなさそうと。
だから去って行くのです。
つまり上手く行かない原因は相手にあるのではなく、
本人のプライドが邪魔をしている
のです。
もちろん年齢による不公平は確かにあるけど、アラフォーでもアラフィフでも素直で相手の良い面を見つけることができ、ちゃんと好きになれる女性は地道にお見合いと交際を繰り返しながら成婚退会しているので、何人目で「あ、この人だ!」という相手が現れるかはわかりませんが、諦めなければいつかは来ると思います。
*男性に幸せにしてもらう
*私には幸せになれる権利&選ぶ権利がある
という意識だと相手を楽しませようとはならず、条件や外見ばかり気にしたり相手に完璧を求めてしまいがちなので、少しでもイヤな所が目に入ると「ムリ!!」となってしまいます。
*この人と幸せになりたい
*この人となら楽しい結婚生活を送れそう
という意識だと、そのために自分は何ができるか?を考え、一緒に過ごす時間を楽しもうと自分からもいろいろ提案したり、ただ会って会話をしているだけ楽しい♪という思いが表情や態度に表れるので、一緒にいる男性も楽しそうな女性の様子を見て、
幸せだなー
この人といると楽しいし、
ずっと一緒にいたいなー
となるのです。
婚活では過去のお見合い相手と別のお見合い時に偶然にも隣の席になってしまった!💦という事態が起きるのですが、苦戦していたある女性会員はその時こう言っていました。
「私がお断りしたあの男性、別の女性とお見合いをしていた時はすごく楽しそうだったんです。
私の前ではあんな笑顔を見せなかったのに・・・」
その女性と比べてどうとかではなく、
その場を楽しもうと両者が思っていたかどうか
だけなのですが、楽しませてもらうのが当たり前だった彼女は、
私はあの女性より魅力がないのか・・・
と落ち込むだけでそのことに気づきません。
当たり前ですが、外見だけでいつまでも勝負できるわけないし結婚生活に必要なのはそれじゃない。
いつかは誰もが年を取り、見た目も変化して行きます。
それを劣化とか老化と言うから辛くなり、現実から目を背けたくなるのです。
でも年を取ることは悪いことじゃない。
いつまでも過去にとらわれていて、いろんな経験を経て年齢を重ねたなりの人としての深みがないと、本当にただ年を取っただけになります。
内面でも勝負しようとして欲しいし、相手の人柄をしっかり見ようとして欲しい。
40過ぎても綺麗で内面も魅力的となれば良い出会いがあるに決まってます。
私は気遣いもできるし内面も磨いています!という人は、ぜひ意識を変えてみてください。
相談所で出会う男性は、プライベートでこれまで出会って来た男性とはタイプが異なるので、気が利かなかったりスマートな振舞いができない人もいます。
それでもあなただけを大切にしてくれて、喜んでもらおうとデート内容など考えていたり彼らなりに一生懸命です。
せっかく高い費用を払って相談所に入ったのだから、視点を変えて相手を見て、これまで身近にいたタイプにはない良さを持った男性にも目を向けてください。
外国の老夫婦みたいにおじいちゃんおばあちゃんになっても手を繋いで仲良くしていたい、そういうイメージを持ちつつ婚活を楽しみながらして欲しいと思います。