時々、何かしたいことがあって行動しなきゃと思うのに何だかヤル気が起きなかったり、面倒に感じて手をつけようとしなかったりすることがあります。
例えば今ならパンを焼くということ。
ホームベーカリーを買ったのは数年以上前で💧、1度材料を買い揃え「今日は焼くぞ!」という気分になったのに、箱を開けて付属品を確認していたらハネという部品が入っていなかったことに気づき、メーカーに電話をして送ってもらうことにしたのですが、電話口に出た女性が何だか感じ悪くて。
それで気分が削がれてしまい、ハネが届いた時にはもうパンを焼こうという気が失せて今に至っています(苦笑)
今度こそ焼くぞ!と、また材料だけは揃えたのに、どうしてなのかすごくハードルが高く感じて、パンを焼くことをしようとしない自分がいるのですね。
こういうことって誰にでもあるのではないでしょうか。
その程度のことなのに、ちょっと勇気を出したり面倒がらずにやればできることなのに伸ばし伸ばしにしてしまう。
そういう時は無理をしてまでしなくていいのだと思います。
きっと自分でもよくわからないけど何か理由があるのでしょう。
何に対してもやらない言い訳ばかり口にして、何1つしたいことをしようとしないのは良くないですが、他のやるべき事はやっていてさらに何かをすることができない場合は、お疲れモードなのかもしれません。
疲れているわけではなくて、いつもしない理由をたくさん並べ、しようとしない習慣ができてしまっている人は、逆の発想で何かをしようとするのではなくしなくてもいい事はしないという方向に意識を向けてみてください。
何かを始めるよりも、これまでやっていた事をやめる方がおそらく簡単です。
いつもネットニュースをダラダラと見てしまう
仕事の合間、家事の合間につい甘い物を食べてしまう
時間があるとTVばかり見て過ごしてしまう
毎日部屋を掃除しないと気が済まない
どうしても人の欠点や粗探しばかりする
常に誰かと自分を比べてモヤモヤしてしまう
ヒマ潰しにずっとスマホをいじっている
こんな風に自分が日頃よくしてしまっている事の中から、1つだけでもしないと決めてしまうのです。
例えばダラダラとネットを見たりスマホをいじるのをやめれば自然と時間ができますよね。
そのできた時間で本を読む、散歩をする、瞑想をする、ストレッチをするのもいいし、早めに寝て身体を労わることだってできます。
新しい靴や服を買うのなら古い靴や服を手放してから買う、というのと似た感覚。
それぞれにキャパはあるので、タフで同時にいくつものタスクをこなせる人もいれば、1つ1つ片付けないと次に移れない人もいます。
何かしたいと思うのにしようという気が起きないのなら、キャパオーバーなのかもしれないので、1つやめて様子を見る、もう1つやめてまた様子を見るのです。
こんな風に本当はそんな事しなくても良いのにやってしまっていたことや無駄な時間を省き、完璧であろうとする自分を少し緩めると、違う何かをしようと思えるかもしれません。
とりあえず私は今月中に1回はパンを焼くことをここに誓います(苦笑)
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