私はマツコ・デラックスさんが好きで、「月曜から夜ふかし」「アウト×デラックス」をよく見ています。
有吉さんとからんでいる時と、村上くんとからんでいる時でなんだか違う。
番組によっても微妙に違う。
マツコさんは思ったことをはっきりと口にする毒舌の人のように思われているかもしれないけど、すご~く気遣いの人だと見ていたらわかります。
同じくIKKOさんも、きっと本職のメイクの仕事では厳しい人のような気がするけど、テレビに出てる時はいつも笑顔で、芸人でもないのに穴に落とされたりむちゃ振りされても期待に応える姿は本当にすごいと思っています。
なぜいきなりマツコさんの話をしたかと言うと、昨夜のアウトデラックスを見ていろいろと思うことがあったから。
生放送の1時間スペシャルだったのですが、放送開始まもなくしてさんまさんが特別ゲストとして出て来ました。
さんまさんも好きなんです。 だけどアウトデラックスには必要なかった。
ほんの5分程で帰ってくれていたら「さんまさんが生で出るなんてすごい!」と、良い印象で終わっていたと思うけど、そのまま最後まで居続けて完全にさんまさんの番組になってしまい、いつものアウト感がゼロ。
みんな気を遣ってか立ちっぱなしでアウトな人たちの出番が削られ、それこそ本当のスペシャルゲストだった広瀬香美さんが気の毒でした。
昨日のさんまさんが「アウトー!」ということだったのかな・・・?
自己評価の高い人はこんな風に、空気が読めない、自分がいた方がみんな楽しいに決まっているし、期待以上に応えようとして空回りする時があります。
楽しいかどうか、その人を必要としているかどうかは周りが決めることなので、あまり自分で評価をし過ぎない方がいいと思います。
自己肯定感があるというのは、自信を持つことと似ていて、自分自身の存在意義や価値を肯定できる、自分で自分を受け入れているということ。
自己評価が高いというのは、一定の基準をベースに誰かと比べて、あるいは根拠なくても自分で自分を高評価して自信過剰になっていること。
「私は他の誰より仕事ができる」
「こんなくだらないことは自分の仕事じゃない」
と思うのは自己評価が高い人
「仕事ができるかどうか自分ではわからないけど、頑張っている自分が好き」
というのが自己肯定感を持っている人
自己評価は誰かと自分を比べて勝手に優劣をつける行為になってしまう恐れがあります。
自分では得意だと思っていても、もっとそれが得意な人と比べたら当然負けてしまいます。
「自他ともに認める美人」と思っていても、ガッキーの横に並んだら「あらら・・・💦」となるかもしれません。
そういう目に遭った時、自己評価の高い人は一気に自信を失ったり、負けを認められず悪あがきをしてしまいます。
でも自己肯定感のある人は誰かと比べることなく、常に自分と向き合っていて自分自身にOKを出しているだけです。
だから他人のすごい部分を素直に認められるし、いちいち(それに引き換え自分は・・・)と落ち込むことはありません。
そもそも誰かと比べて上とか下とか判断するのが間違っているし、評価は周りが勝手にすることなので、それを気にし過ぎて評価を求めてばかりいるより、あの人頑張ってるなー、よし私も頑張ろう!と自他ともに肯定をして、みんな楽しい自分も楽しいという方がずっといい。
押し付けるのではなく、自分に求められていることを察知し、それにちゃんと応えられる人が本当に「できる人」なんだなぁとしみじみ思いました。
(続く)☟
他者評価で自己肯定感を高めてはいけない 周囲の評価は簡単に変わってしまう