「相手は(他人は)自分を映す鏡」という言葉がありますね。
例えば、それまで普通に仲良くしていたけど、途中から何となく苦手になって来たり、相手に不信感を持ち始めて距離を置こうかな?と考えたら、相手からも距離を置かれたとか急に連絡が来なくなったという経験はありませんか?
おそらく相手に対する気持ちが無意識の言動に表れ伝わってしまったか、合わないような気がして一緒にいても楽しくない、と相手も同じように感じていたのだと思います。
夫婦の場合、相手の様子をしっかり見ていたら、自分がどういう言動を取っているのかわかる時があります。
夫が最近自分に対して優しくなくなったなぁと感じるのなら、こちらも気づかぬ内に素っ気ない言動を取っているのかも。
ずっと家にいて家事と育児に追われている妻から見ると、外でいろんな人と関わりながら仕事をしている夫が時に羨ましく感じますが、毎日満員電車に揺られ仕事に追われて疲れている夫から見れば、1日中家にいる妻がラクそうでいいなぁなんて思っている。
本当はどちらも大変でよく頑張っているのに、どうしても自分の立場で相手を見ようとするので相手の大変さに気づけません。
相手がそれをするのは当たり前だと思うのに、自分の方だけこれをしなきゃいけないのは不公平だと感じてしまう。
いて当たり前の関係になると、わかろうとするよりわかって欲しいという欲求の方が勝ってしまうのかもしれません。
自分の目に映る相手だけを見て文句を言うのではなく、相手の目に映る自分はどんな風なんだろう?、相手にとって安心して一緒に居られる存在なのかな?と考えることも大切かなと思います。
身だしなみチェック以外でふと自分の顔を鏡で確認すると、こんなキツイ顔&疲れた表情で話をしていたのか・・・と自分でショックを受けることもあります・・・。
片方だけがニコニコしていてもう片方はずっと不機嫌ということはあまりありません。
いつも目の前にいる人は自分を映す鏡だと思って、自分が笑顔でいると相手も笑顔になる。
大変なのもしんどいのもお互いさまなのだと労うことができたら、関係は変わって来るように感じます。
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