数年前になりますが、ある雑誌でオアシズの光浦さんが「恋愛をして来ていないとダメ。 相手を許すことができない」という風に語っている記事を読んだことがありましたが、一理あるかもと納得をしました。


恋愛や結婚ってちょっと他の人間関係と比べたら独特ですよね。

親子でも親友の前でも見せない顔を彼には見せたり、友人や同僚に対して感じないような気持ちを持ったり。



だから恋愛をして来なかった、して来たに関わらず、そういう恋愛対象や結婚相手にだけ持つ様々な自分の感情と向き合ったり、乗り越えたりという経験をして来たかどうかは大事かもしれません。



実際に友人でも相談所の会員でも恋愛経験のほとんどなかった人は、相手に(こうあって欲しい)(こうあるべき)という思いが強過ぎて、些細なことで「やっぱり無理」とバッサリ相手を切ったり、何か不愉快なことがあると「許せない!」と長年の友人でさえ突然理由も告げずに絶縁したりしていました。



もちろん恋愛経験が少なくてもそんな風にならない人はたくさんいるし、恋愛をして来たとしてもそこから何も学ばずにいて異性に対する理想や要求が高かったり他人に対する許容範囲が狭くなっている人もいるので、その人の性格によるのかな。






さてここからが本題です。 私が思う、上手く行く結婚相手を選ぶ際のベースとなるのは、

・ずっと一緒にいたい気持ちがある

・本質を見て信用できている


・本音で何でも話し合える


・相性がいい、気が合う



これプラス、

「認めること」「許すこと」「感謝」ができる
  
「もう~しょうがないな~」と笑顔で受け入れておおらかな気持ちでいられる




これができる相手とならよっぽどのことがない限り、幸せな結婚生活は続くのかなぁと思います。



誰といても自然体で元々おおらかな性格の人なら、比較的誰とでも良い関係が築けるような気がします。

男女ともに魅力のある人はオールOK!という雰囲気だったりオープンマインドだったりしますね。



ただ何でもかんでもおおらかに許せればそれでいいのか?というとそうでもない。

好きな人だったら浮気も暴力もモラハラも何でも許せるというのは大きな間違い。



例え好きな人でも、自分とは切り離して客観的に冷静に相手を見ることも大切。





これもけっこう前の話ですが、あるタレントが「夫の食べ方が汚いのが本当に嫌。 一緒に外食をするのが恥ずかしい」とテレビで発言していました。


その時、結婚をして何年も経っていて子供もいるのにまだこういう事を言うなんてヤバいのでは・・・?と感じたのですが、それからしばらくしてやっぱり離婚していました。



これは多分「食べ方が汚い」ことが許せなかったのではなくて、自分の嫌がることを何度お願いしても相手が聞き入れてくれなかった=私を大切にしてくれない(愛するに値しない)と気づいたからではないのかな?と勝手ながら思いました。



同じことをされても「許せる相手」「許せないと感じる相手」はいます。

その違いはもちろん好きか嫌いかにもよるけど、好きで結婚した相手でも「許せない」が重なって来ると続かなくなる。


「しょうがない。この人はこういうところがあるし」と相手にたいしておおらかでいられるかどうかが分かれ道かな?と。



相手に対する不信感があるとつい欠点ばかりが目について、それにイライラする自分の感情がしんどくなります。



信用できない相手とは恋愛(結婚)以外でも良好な人間関係を築くのは難しい。



相手が悪いのではなく受け取り方の問題という場合もあるので、何でも人のせい周囲のせいにする癖がついている人は、一度(もしかして自分の受け取り方がおかしいのかも?と考えてみるのも時には必要です。




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