今日のタイトルは元プロ野球選手の新庄剛志さんの言葉です。
阪神時代には、
脚が太くなるとジーンズが穿けなくなるから下半身は鍛えたくない
必死に頑張っている姿なんて人に見せるもんじゃない
というような発言をしていたので、努力や練習を本当にしていないとは全く思っていなかったけど、苦労を苦労と思わないタイプなのかな?と思っていました。
最近のインタビューで語った、
「ファンを楽しませようって思ったことは1回もない。俺が楽しんでただけなの」
なんて、新庄さんらしいなぁ~って感じですが、
「いきなり楽しんだら、ただのバカやん(笑)
それだとお調子者にしか見えない。
苦労や困難をクリアしてクリアして、
やっと楽しめるの」
やりたいことをやるためには、やりたくないことをやらないとダメ
「苦労してるんだけど、苦労とは思わなくなる時期まで苦労しなさい」ということやね。
などの言葉は昔の新庄さんからはちょっと想像できない内容で、やっぱりこの人も見えないところで苦労やすごい努力をして来て、ただそれを周りに感じさせないようにしていただけなんだなぁ~と思いました。
新庄さんいわく、10年ぐらいグラウンドで苦労して来て、それをクリアして徐々に楽しくなって来て、最後の日ハムのときはめちゃくちゃ楽しくなってただただ楽しんでて、それをみんなが見て楽しんでくれただけとのこと。
だからあんなに日ハム時代は輝いて見えたのかー!とすごく納得。
今も調子が良いままピッチャーなのにメジャーでホームラン王争いをしている大谷選手も、無理を感じないし好きで二刀流をしている様子が伝わって来ます。
その状態に持って行けるまで試行錯誤して、二刀流を続けるための努力をし続けて来たからこそ楽しみながらピッチャーとバッターの両方をできているのでしょう。
メジャーリーガーがみんな口を揃えて「オオタニさんはあり得ない!!」と言っていることで、並大抵の努力ではできないことを大谷選手がしているのだとよくわかります。
(☟大谷選手の詳しい話はこちら)
充実感を得るために伸び伸びと好きなことをしよう
別に困難を乗り越えなくても楽しむことはできると思います。
恋愛したり友人と楽しく会話したり美味しい物を食べたり趣味に夢中になったり。
だけどコロナでいろんな我慢が強いられて不自由さを感じるような状況になった時は、やっぱりそれを乗り越えて行かないと前向きな気持ちにはなれないし、そういう状況とも上手く付き合いながら楽しみを見つけて行くしかないわけで。
多分、新庄さんが語っているのは目先の楽しみや利益だけを追求していたらダメと言うことなんだと思います。
困難をクリアしないと手に入れらないモノがあるし、しんどいことを続けた先に本当の楽しみが見えて来ると言うか。
今日はひたすら野球に関する話になりますが、少し前に久しぶりに野球観戦に行って来ました。
応援するチームは前半にあっさりと2本のホームランで6点を入れられてしまい、早くも今日はもう負けだな・・・という空気が漂っていたのですが、後半から反撃開始となりとうとう同点まで追いついたのです。
そのまま引き分けに終わったけど、負けるより引き分けまで持って行けたことが素晴らしいなぁと。
ファンはみんな「いい試合だった」と、結果だけにこだわらず試合の内容に満足をしていました。
大変なことでも続けることが大事、そして諦めない気持ちってやっぱり大切なんだなと、新庄さんと野球観戦から改めて教えてもらった気がします。
(☟新庄さんの話はこちらにもあります)
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