(仮交際編②からの続き)☟
結婚相談所の落とし穴 普通の恋愛にはないルール(仮交際編②)
入会すると、相談所の規則だけじゃなくその相談所が加盟している連盟のルール&マナーに従う必要があります。
まずアプリ(あるいはパソコン)画面を家族や親友であっても見せてはいけない。 個人情報満載だからです。
連絡先やフルネームは交際が成立するまで開示されませんが、写真を見たら「あれ!同じ会社の人かも?!」とか知り合いがいたりします。
本人が会社の同僚や家族・友人に内緒で婚活をしているケースもあるので、アプリ画面を見せたり婚活で出会った人の顔写真やプロフィールを他の人に見せるのは基本NGです。
男性に多いのが、仮交際相手のことが気になって「僕以外にも交際相手いるの? これまで何人と交際して来たの?」等を聞いてしまうこと。
自分の婚活状況をあれこれ話したり相手に詳しく聞くこともマナー違反なのです。
婚活で出会った最悪だった相手や元夫・元妻の悪口を言う人もいますが、これは今の相手には関係のないことなので1番嫌がられます。
女性の中には仕事の愚痴や悩みを延々と聞かせる人もいますが、いくら男性が優しく聞いてくれていたとしても知り合って間もない人の愚痴を聞かされるのはあまり楽しいものではありません。
男性に多く見られる「俺様自慢」を苦手だと思う女性が多いように、婚活や仕事の愚痴を仮交際相手に話をするのはやめておく方がいいです。
出会って間もない段階で相手に会社名・住んでいる場所(詳しく)・貯金額・年収(非公開の場合)・家族の情報等を聞くというのも良い印象を与えません。
再婚者に離婚理由を聞きたい場合は、デートを数回して多少何でも話しやすい雰囲気を作ってからの方が良いでしょう。
「何でも聞いて!」という男性なら初回から聞くのもありですが、女性が再婚となる場合は理由等聞かれるのを嫌がります。
自分が聞かれたらイヤなことや知り合ってすぐに言いたくないこともあるように、相手に質問をする際は(自分だったらどう思うか?)を考えましょう。
ブログやTwitterで婚活状況を発信している人もたくさんいますが、相手が特定できるような内容は絶対にダメです。
悪口や人格等を批判する内容は婚活ブログじゃなくても良くないですよね。
見つかると相談所からアカウントを削除するよう言われたり、最悪の場合は相談所を退会させられるケースもあります。
限られた期間内(約3ヵ月)で自分の気持ちをしっかり確認をして、相手も同じ思いとなればいよいよ本交際に入ります。
本交際に入るにはお見合いを全て終わらせ、他の交際相手も終了しないと入れませんので、数回デートを重ねて本命ができ相手の反応も良さそうだなぁと思ったら、カウンセラーに相談しながら早めに身辺整理にかかる方がバタバタしなくて済みます。
交際終了も突然なら、本交際への「告白」も突然来る場合があります。
もちろん時期的に早過ぎる、まだ自分の気持ちが定まっていない場合は待ってもらうことも可能ですが、女性の多くは「結婚したい」と言いながら「理想の結婚ってどんなイメージ?」と聞くと「えー!そんなの考えたこともない」という人がけっこういます。
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結婚生活に、結婚相手に何を求めている? 自分を知っていた方が良い理由
どんな相手とどのような結婚生活を送りたいのかを明確にしておかないと、誰を選んでいいのかわからない、本交際に入って何を話したらいいのかわからないということになります。
自分の気持ち(本心)と向き合うことも大事。
深く考えずに簡単に本交際に入ってしまうとお互いに傷つくことになるので、本交際=二人で結婚に向かうという認識を持って決断しましょう。
そして本交際に入ることを決して怖がらないでくださいね。
本交際=成婚退会ではなく、恋人同士としてデートを重ねながら結婚についてお互いの価値観を擦り合わせる期間です。
もしも本交際後に「やっぱり結婚は考えられない」となったら、それは婚約破棄ではなくて「本交際の終了」をしてまたお見合いから再スタートをするだけです。
(本交際編に続く)☟
結婚相談所の落とし穴 普通の恋愛にはないルール(本交際編①)