ストレスが原因でイライラしたり体調不良になることもありますが、ストレスのない世界は存在しないので、ストレスを無くそうと努力するよりは上手に付き合う方法を考えた方がいいでしょう。
☟前に違和感を無視するのは良くないと書きましたが、ストレスも感じることで自分を守ることができます。
自分の中に芽生えた違和感を無視しない
ストレスを感じるからこそ、気分転換をしようとしたり、ゆっくり深呼吸して湯舟に浸かって今夜は早めに寝ようと思えます。
肩こりや腰痛、胃腸の調子が良くないのにもストレスは関係しています。
緊張する人と関わっていたり神経を遣う職場などにいると、無意識に身体に力が入りますのでそのせいで肩が凝ることがあります。
何となく悪い人じゃないのに、この人と一緒にいると緊張してリラックスできない、そう感じたらその人とはなるべく距離を置く方がいいということ。
気持ちは気づかないフリができるし時には自分を騙すこともできますが、身体は正直に反応します。
退職しようか悩んだ時、私はストレス度合いと体調も判断基準にしていました。
1度、窓もない薄暗くて狭い&エアコンの温度調節もできない事務所で働いたことがありますが、外を見て天気を知ることもできなければ窓を開けて換気もできないのが本当に辛かった。
しかもクーラーを入れると冷え過ぎて、ここに長くいたら心身ともにおかしくなる・・・と思い、辞めることにしました。
前夫との結婚生活でも離婚を考えるよりも先に身体に拒否反応が出たのですよね・・・。
でもそれがどういう意味なのかすぐに気づけなかったので、なんでだろう?と思いつつ無視をしていました。
だから離婚を決めた時に、あ~身体は正直だったんだなぁとしみじみ思いました。
こんな風にストレスを感じることは自分の状態を知ることになりますので、忙し過ぎて余裕がない時こそストレスを放置せず、あ~自分にちゃんと休むようにと知らせてくれているのだなぁと受け取って、休息することがストレスと上手に付き合うことになります。
職場や家庭がストレスの原因になっている場合、そこから離れることはなかなか難しい。
生活がかかっているので簡単に退職や離婚を考えるわけにもいかない。
今のコロナに翻弄される日々もそうですが、いろんなことが絡みあって自分一人で現状を変えることができそうにない時は、何もしないで諦めるのではなく、この状況の中でも何か楽しめることはないか? 上手にストレスを発散できる方法はないだろうか?を考え、解決はしなくても何とかこれなら大丈夫かも?というラインに持って行くことが大事です。
生き残りをかけて飲食店が営業時間を変更したり、テイクアウトやお弁当の販売を始めたりしていますね。
嘆いたり文句ばかり言っていても何も変わらないのだから、できることをやって行こう!と前向きな発想ができるのは素晴らしい。
私は最後の会社を辞めてから、毎日近所を散歩して草花を見たり猫に話しかけたりすることで、忙し過ぎて失いかけていた心の余裕とか自分らしさを取り戻し、ブログを綴りながら今後のことやこれまでのことをじっくり考えるという贅沢な日々を送っています。
収入がストップしたことによる不安はもちろんあるのですが、今こういう状況になっているのには何か意味がある。
これまでの人生でも、あの時あの場所に行ったからこの人に出会えた、あそこを辞めて違う職場に行ったから面白い仕事に出会えたとか、点ではなくて線で繋がっているのを実感する時があります。
ストレスを強く感じることで、まだ気づいていない自分に何かを教えてくれているのかもしれない。
もっと身体を労わってと訴えているのかもしれない。
よく食べてよく笑ってしっかり睡眠を取る。
基本中の基本ですが、できていない人も多いように思います。
あと、その日の愚痴はその日のうちに発散する。
こんなこと言えない、話すべきではないと内に秘めてしまうとしんどくなります。
肌だって高価な化粧品を使うより、水分をしっかり摂って毎日湯船に浸かりよく寝てストレスを溜めない方が調子はいいのです。
若い頃はどうして大人が健康の話ばかりしているのか不思議でしたが、自分も年齢を重ねると(あ~こういうことか・・・)と、健康であることの大切さを思い知りました(苦笑)
心身ともに健康だから楽しく幸せに暮らして行ける。
そんな当たり前のことにどれだけ意識を向けられるか、それとも無頓着でいるのかの差は、きっともっと年齢を重ねた時にハッキリとわかるのではないでしょうか。
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