みんながしているから自分もしようと考え、何となく車の免許を取って大学にも行って楽しむだけ楽しんで。


あの頃の適齢期になると結婚するのが当たり前と思い込み、なかなか結婚できない自分を呪いたくなって。


なんのために生きているのかな?と時々悩んではみるものの、変わろうともしないし(どうしていいかわからない)悩みを手放すこともできない。




30才ぐらいまでの私はこんな感じ。





単発で「○○したい!」と思ったことはすぐにする方で、絵画・クラシックバレエ・フラダンスなどしたいと思った習い事はして来たし、友人と旅行に行くなどそういうレベルのことだと何でもしたいようにして来たんですよね。





だけど、絵を描くのが好き → 仕事で活かすことを考える → 建築パースを習いに行く、というわけのわからないこともいろいろしてしまい💦



父の事務所で働いていた頃は、父か弟に勧められ社会保険労務士の学校に通ったこともありました。





建築関係の知識はなく、ビルや店舗の絵が描きたいわけじゃないのになぜ建築パースを習いに行ったのか・・・。



最後まで授業は受けたけど、今でもよく覚えているのは授業中に何度もあくびをしていて講師に「あんたはほんまよくあくびをするねぇ。 だけどあくびをした時は目がパッチリ開いてキラキラしていい目をしているよ」と言われたことぐらい(;´∀`)





社労士はどんな仕事をするのかさえ知らずに資格取得しようとして、平日の夜(仕事の後)に家とは反対方向の電車に乗って授業に出ていたため、全く理解ができず2週間ぐらいで挫折💧




どちらも授業料を本当に無駄にしてしまいました・・・。






何のためにそれをするのかという『目的』がないまま何かを始めると、よっぽどそれが自分に合っているとか、してみるとけっこう面白いという以外では、おそらく中途半端になるか途中で断念することになるんじゃないのかな?と今ならよくわかります。





『したい』という気持ちだけで続かないこともありますし、やってみたら案外つまらなかったこともあります。



まぁとりあえず何か行動を起こせば「自分に合っていた」「合わなかった」などはハッキリとわかるので、社労士以外のことはあまり失敗とは思っていないんですけどね。






人生では何かと思い通りに行かなくて躓いたり悩んだり、誰もがそんな風に生きていますが、迷走していた私のように



自分をわかっていない

こうありたいという目標がない




こんな感じで、ただただ思うように行かないことを嘆いたり不満や愚痴をこぼしたり、悩んでも悩んでも解決しないまま・・・という人も多いのではないでしょうか。










どうして私たちが満たされない思いを抱え、思うようにならない人生を悩みながら歩んでいるのかと言えば、




親が望んでいたから親孝行のつもりで必死に勉強をして良い大学に入り、安定した企業へ就職を決めた



何を買うか決めないでデパートをぶらぶらしていたら押しの強い店員に捕まって、「要りません」と言えなくて買う予定のなかったコートを買ってしまった



「何でもいい」と恋人や友人に任せていたら、実はあまり得意ではないエスニック料理に決められてしまったけど「辛い物は苦手」とも言えず、まぁ彼(もしくは友人)が美味しそうに食べているかそれで良しとする



家庭環境が良くなかったからか本音では子供が欲しい、結婚をして母親になりたいと思ったことなんてないのに、ある程度の年齢になったら結婚をして子供を産むのが普通なので、何となく付き合っていた人とそのまま結婚をして子供を作った


etc.





こういうのが良くないと言っているのではありませんが、上記のようなよくある話を客観的に聞いているとわかりますよね。




こうしたいという自分の思いがどこにもない





仮にやりたい仕事に就いたり、本当に好きな人と結婚していたとしても、その組織や家という枠組みの中に自分の思いや考えなどが反映されることなく無理をして合わせてばかりいたとしたら・・・?




欲しいものを手に入れ、望んだ状況になっているのに『なんだか思い描いていた人生とは違う』と思うようになるかもしれません。







こんな風に生きたい


このような私でいられるとラク

こういう状況に身を置くと満たされる




これらがわかっていないままみんなと同じように生きて、思い通りの人生が歩めるわけないのですよね・・・。






思い通りの人生を歩みたいのなら、人に合わせるのではなく日頃から自分で決めて思った通りに行動しないとムリなんです。




世間からはみ出ないように多数派を見習ったり、誰かの機嫌を伺いつつ人に合わせていたら、自分ではない人の人生を伴走しているか近くで応援しているようなもの。




誰かの伴走をするような人生を望んでいるのならそれでもいいのですが、誰かが辿り着くゴールにしか到達はできないので、常に自分の思いが満たされていないと感じのは当然となります。






どんな私であれば、どういう毎日だったら満たされていると思えるのか?




それは親が決めることじゃないし、友人と比較することでもなく、好きな人に合わせてついて行けば得られるものでもなくて、本人じゃないとわからないこと。





なので、どうしたいのか(何をしたいのか)わからない・・・という状態だと思い通りの人生は歩めないのです。




目標や希望が今はまだよくわからない人は、心と向き合って時間をかけてゆっくり探して行きましょう。




『ない』のではなく、『見つけられない』だけ。



これがしたい、こんな風になりたいという思いは誰でも必ず心の奥にあります。



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