もしあなたが「自信がない」とよく言うのなら
①いつも誰かと比べている
②過去に囚われている
③自分に対する理想が高い
④自信を持つと嫌われると思っている
このどれかに当てはまるのではないでしょうか。
①の人は、みんなができることは自分もできて当たり前と考え、多くの人が持っているモノを自分も持っていることで『安心』を得たいので、みんなと一緒じゃないと不安になる。
それゆえに身近な誰かと比較することがやめられず、多くの人が普通にできているようなことができない自分はダメなんだという感覚になり、自分なりの考えや価値観を持って生きる自分軸ではなく、これが世の中の普通というのを基準にした他人軸で生きやすい傾向が。
②タイプは、親に否定&ダメ出しばかりされて来て褒めてもらったことがないなど子供の頃の大切にされなかった記憶がずっと残っていて「周りにこんな風に言われて来たから自分に自信なんて持てない」と、過去に言われた言葉を事実だと受け止めてしまっていませんか?
他者評価=自分の評価だと
思い込んでいる
誰かに言われた内容をその通りだと疑いもせず自分も認めてしまっていて、本当はそんな風に言った親や周りがおかしいのだと気づけず、大人になった今も縛られています。
③は完璧じゃないといけないと思い込んでいる自覚のない完璧主義で、自分に厳し過ぎるがゆえに自信が持てないタイプ。
これぐらいできて当たり前というハードルを自ら高くしているので、できそうにないことには手を出さず、頑張って結果を出しても「こんな程度で喜んでいてはいけない」と思ってしまったり。
①と少し似ていますが、違うのはみんなと同じでは満足できない点。
自分はもっとできるはずと自らにプレッシャーを与え、周りから羨ましがられても満たされないし自信も持てないのですね。
そして隠れ④タイプってけっこういるんじゃないのかな?と思うのですが、自信を持つ=良くないイメージが知らない間に刷り込まれていて、自信のある人を苦手と感じ、自信があるように思われて嫌われたくないと思い自信が持てるようになることを無意識に避けている。
上手く行きそうになると怖くなって途中でやめたくなるとか、できそう&やれそうなことがあるのにできないフリをして、もっと上を目指せるのに①とは逆の意味で抜き出ることよりみんなと同じでいようとするとか。
能ある鷹は爪を隠すというより、私には爪なんて最初から無かったことにしよう・・・みたいな(;^_^A
4つのタイプ別にいろいろと書いて来ましたが、全部に共通する「自信が持てない本当の理由」は、
自信は持たないと
自分が決めている
ということ。
そもそも『自信』って見えないのに、あるかどうかどうやって判断していますか?
占い等で「あなたは自分に自信が持てないタイプ」と言われることはあっても、誰か身近な人に「あなたは自信を持っていない」と断言されたことはあるでしょうか?
違いますよね。
自分がそう感じているだけだと思います。
できない時の言い訳や理由によく使わるのは、
『自信』『やる気』『勇気』『強いメンタル』
これらがないのでできない(する気が起きない)とよく言いますよね。
私もよく言ってました(;´∀`)
でも。
これらは実際には存在しません。
頭や心の中で
私には○○がない
そう信じているに過ぎない
面倒なことはできればしたくない
人並のことができないと恥ずかしい
できると引き受けて失敗したら気まずい
上手く行かなかったら落ち込む
など、結果を気にして確実じゃないことはしたくない、というのが本音。
でもそんなことは言えないので、誰にでもわかってもらえて共感も得やすい「自信がないから(できません)」という言葉に置き換えてしまうのです。
後編に続きます。
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