絶叫系マシーンやバンジージャンプ、スカイダイビングなどを好んでする人がいますね。


あるいは浮気をして2人の関係や家庭を破壊してしまう人、せっかく上手く行っているビジネスを途中でやめて他のビジネスに手を出してしまう人とか。




人にはいろんな欲求がありますが、よく聞くのが



生理的欲求(生きて行くために必要な食欲・睡眠欲など)

安定の欲求(安心して暮らしたいという思い)

社会的欲求(家族や仲間を作って繋がりたい)

承認の欲求(自分を認めて欲しい、評価されたい)

自己実現の欲求(自分らしく生きて行きたい)



という心理学者マズローの5段階欲求説です。


①から順に満たそうとして行きますが、①と②は生きて行く上で必要なもの、人との繋がりや社会に出て大切なのは③と④。


私のように自分らしさを追求する人は⑤の欲求が強いのでしょう(;´∀`)




だけど最初に述べたように、破壊行動を起こしたり、怖いモノ知らずや果敢な挑戦を続ける人、常に新しい何かをしようとする人はいて、


刺激=快楽

未知=興奮

安定=退屈

と思う人もいます。





つまり人には5段階以外の欲求もあり、

『安心・安定』よりも時には

『破壊(破滅)』

『恐怖(スリリング)』

『不安定(アンバランス)』


などにも惹かれてしまう・・・ということ。




行動に移すかどうかは別として、退屈で平凡な日常を壊したいという欲求はけっこう誰にでもあるのかもしれません。








日本では年間約8万人もの人が行方不明になっているのだそうです。



もちろんその中には事件に巻き込まれたケースも含まれているでしょうけど、自らの意思で家を出た人もたくさんいます。



何もかもイヤになった
全てを捨てたい

という衝動に駆られた人もいるのですね。





SNS疲れなど○○疲れという言葉もよく聞きますが、自分がそれを望んでしていたはずなのにいつの間にか負担となって面倒だからと急にやめてしまうとか。



適度な距離感を持っていればどんな人とも適当に付き合えるのでしょうけど、それが上手く行かなくなると突然関係を切りたくなるなど。



こういうのも安心・安定に意識を向けるより破壊行動を選んでいると言えますよね。





私は退屈が苦手で、1度だけ転職をしてから約2年間、退職予定の前任者が一向に退職しなかったせいで仕事がほとんどない状況を味わいましたが、めちゃくちゃ忙しいよりも地獄でした💧



毎日同じことをの繰り返しという単調な作業も苦手で、仕事を覚えてしまい楽しみややりがいを感じられない職場だと早々と見切って転職を決めていたので、仕事では安定よりも不安定を選んでいたように思います。




要するに、

自分の中に5つの欲求以外の何かがあってもそれは普通のこと。



こんなことをする自分はおかしいと責めたり、そういうことをする人をおかしいと決めつけるのではなく、人には理解しがたい欲望があるということは知っておいた方がいいでしょう。





そういう表には出ない(出しにくい)欲求を、自分も身近な人も持っていておかしくないということを理解していると、例え平凡でも誰かと仲良く穏やかに暮らせる日々がいかに貴重で、奇跡に近いことなんだと気づけます。



そして日常が多くの思いやり等により平和に保たれているとわかった人は、あらゆる人やものに対する感謝の気持ちが深くなるでしょう。

 


(☟こちらも合わせてお読みください)
与えているようで、与えてもらっていること

自分以外に守りたいものがある人は幸せに暮らせる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご了承くださいませ。