私たちは誰かのことを
いい人か悪い人か
害はないけど関心もない人か
という風に、ある一面を見てジャンル分けしたがります。
良い人と言っても2通りの意味がありますね。
本当に人間的に素晴らしい人
自分にとって都合のいい人
という風に。
そして、
私はいい人だと思うのに
Aさんはあの人が苦手だと言う
みたいなことも起こります(;´∀`)
悪い人も同じことが言えるでしょう。
ニュースで見る極悪非道な事件の加害者でさえ結婚して子供がいたり普通に会社勤めしていますので、一概には悪い人とも言えないわけで(庇っているわけではありませんが)
良い人悪い人普通の人と単純に分けられるようなものではなく、私たち1人1人の中に
良い部分、魅力的な面
欠点、冷たさ、残酷な部分
などが入り混じっているのです。
そのどの部分に注目が集まるか?
どこを見て判断するか?
の違いで、それぞれが自分基準で勝手にジャンル分けしているに過ぎない。
婚活では「普通の人でいいんですが、相談所には普通の男性がいないんです💧」と女性のみなさんは嘆いていますが、普通の人というのも存在しません。
そう言い出す人は、
これぐらいのことはできて普通
言わなくても当たり前のこと
みたいに世の中の『標準』を意識しつつ、やっぱり自分で「この程度のことを求めるのは普通、理想が高いわけじゃない」と言っているだけ。
それぞれが思う『普通』には差があるので、そこが合う人を見つけられないと「普通の人すらいない」と思うんですね(^^;)
(☟詳しくはこちらをお読みください)
自分にとっての『普通』は誰かにとっての『普通』とは違う
だから付き合う友人、恋人、結婚相手など求める時は
自分基準で合う人
を選ぶ必要があります。
これが自分に合う人を探す=大切にし合える人を選ぶ=自分を大切にするということ。
仮に、人気のある有名人と付き合える機会があったとしても、あなた基準でこの人を見た時に(あり得ないんだけど・・・)と思うのなら、大切にしている価値観&人に求める部分が一致しないのだと思います。
ただ多くの人は(とくに恋愛&婚活中の人)ここを勘違いします。
みんなが素敵だと思っている
人気者をおかしいと思う私が
間違っているのかな?
と。
自己アピールに長けている人や外面のいい人、どう振舞えば魅力的に思われるかをわかっている人などは一見すると素敵な良い人に思えます。
SNSなどはまさにそれ。
写真がきれいで洗練されている、文章も面白く読みやすい(頭の良さを感じる)などそういうのを見ると「なんて素敵な人、憧れてしまう」となりますが、こういうのって広告と同じ。
CMやインスタの宣伝を見るとすごく美味しそうに見えたり、素晴らしい商品に思えたりしませんか?
でも実際にそれが口に合って本当に美味しいと思うかは個人の味覚や好みによるし、化粧品などは肌に合う合わないがあります。
人もそれと同じだと考えれば、みんなが素敵だと思っても自分はそう思わないってこともあるかも?ってなるでしょう。
どこまでのことなら許せるか、どういう欠点なら気にしないのかも個人差が大きいです。
良い人のジャンルの中から付き合う相手を探そうとしても、本当に相性のいい相手は誰かが「最低ジャンル」に振り分けた中にいるかもしれないのです。
魅力的な人・最低な人・どうでもいい人という、誰かのジャンル分けに乗っからないようにして、自分に合う人は自分の判断で選びましょう。