炎天下で働いている人たちを車で見かけました。
暑い中、大変だなぁ・・・
私はわりと相手の立場で考えるクセがあります。
一緒にいた夫は
俺だったらこの暑さの中で
肉体労働なんて絶対無理!!
と、自分主体で感想を述べます。
私はTVを見ていてもその人の立場で物事を考えようとしますが、夫は「俺だったら」と俺の話に持って行くので(苦笑)、「今あなたの話をしてない、なんでも俺を主張しなくていいから」というやり取りを何回もしています(;´∀`)
本人に言うわけではないので上記のような場合どちらでもいいでしょう。
ただ状況によっては、どちらの立場で考えてどういう言葉を選んで伝えるかによって与える印象は違います。
例えば自分が今ハマっている趣味や推しについて友人相手に楽しく語った時、
そこまで夢中になれるものがあるっていいね!
ってコメントされるのと、
なんかすごいね、
私には良さが全くわからないけど(;^_^A
なんて言われるのとでは全然違いますよね?
普段から自分主体の夫は、私が好きなことについて話をしても「俺は興味ない」「どうでもいい」としか言わない。
すごく嬉しいことがあった!という話には「良かったね」ぐらいは言ってくれますが。
だけど夫も他者にはそういう発言をしないんですよね。
友人や同僚の話は全く興味がなくても適当に「へーそうなんだ」と聞くそうです(^^;)
やっぱり人付き合いでは「俺は・・・」という言い方&否定的な発言は良くないとわかっているのでしょう。
前は私も「私だったら」と自分主体が強かったように思います。
友人相手に話をした時に否定的な感想を言われたり、話をした後で何も言ってもらえず「そう言えば私もね・・・」と話を変えられてしまうという経験を何度かして、こういうのってなんか嫌かも?と気づきました。
それで「私だったら・・・」という発想をやめて、この人はこういうことが好きなのねとか、こういうことが気になる人なのね、と意識を変えるようにしたら出て来る言葉も『相手の立場で』という内容に変わって来たように思います。
上辺だけの適当に合わせた発言もどうかと思うけど、相手が楽しそうに語ったことに「興味がない」「何が面白いの?」なんてハッキリ言ってしまうのは否定に繋がります。
相手が興味のない話を延々と続けるのはアウトだとしても、会話の中でちょっと話をした程度なのに否定をされたら、もうこの人には話をしないでおこうと心を閉ざすこともあるわけで💦
前にも書いたかもしれませんが、今疎遠にしている友人は私が夫を初めて紹介した時に、夫に向かって「へー ○○が好きそうなタイプ。でも私は全然好みじゃないけど」と言い放ったそうです(;゚Д゚)
その場では聞いてなくて、後で夫から聞いて唖然となったのですが、普段から私に失言をしていたので夫にまでそのようなことを平然と(悪気もなく)言えるんだろうなぁと思いました。
あまりにも相手の立場で考え過ぎてもダメだし、いつでも自分を主語にするのが良くないのではなくて、その場・その相手に相応しい内容か?ってことですよね。
思ったことを伝える時はそのまま言うんじゃなくて、
嘘じゃないけど
相手を不快にさせない言葉
これを選べるかどうかなのだと思います。
印象を良くしたり悪くするのは。
友人の恋人や夫を紹介されて、好みじゃない、カッコいいと思わないのはその人の自由。
それでも「○○のタイプって感じ! お似合いだね」ぐらい言っておき、「私のタイプではない」とまで言う必要はないだろうと思うので、この友人は言葉のチョイスでだいぶ損をしていると思います。
このように身近な相手には遠慮のない言葉をかけてしまうことがありますよね。
そしてとっさに口から出る言葉は、日頃からどういう発想をしているのかによります。
自分の立場で思ったことを言いがちな人は、その言葉を相手がどう思うかを考えてから発言する。
相手の立場を考えて言いたいことを言わない人は、言わないでいることで自分がどう感じるかをよく考えてみる。
余計な一言が多いと印象は悪くなるし、何も言わないで合わせてばかりいても雑な扱いをされるようになる。
思っていることを
最適な言葉で伝えることが
人付き合いでは大切
ということなのでしょう。
(☟こちらも合わせてお読みください)
本音を言う=何を言ってもいい、ではない