生きていると、楽しいことばかりじゃなくて辛いこと悲しいこと腹の立つこともいっぱいありますよね。


人間関係の悩み、仕事の悩み、悩んでいない人を探す方が難しいと思うぐらい、生きていることは悩むことでもあると思います。



ところでみなさんは喜怒哀楽は激しい方ですか?


激しいとまで行かなくても4つの感情をハッキリと感じながら日々過ごしていますでしょうか。



喜びと楽しみは本当にそのまんまで、うれしい!たのしい!大好き!というドリカムの名曲通りの感情なのでわかりやすいです。



哀しみと怒りが複雑なんですよね、実は。

何か酷いことをされた時の腹立たしさは本当の怒りだと思いますが、その酷いことをした相手が友人とか好きな人だった場合は、怒りよりも哀しみの方が強かったりしませんか?



あるいは怒りの後に寂しさや虚しさがやって来たり。



腹が立っているのに悔しい、ムカついているのに傷ついたとか、他の感情がセットになることも多いんですね。




そういう時、

今の自分の感情は何だろう? 

どういう気分なんだろう?



ということを意識するのが大事になって来ます。








男女の擦れ違い、夫婦仲悪化の多くはこの自分の気分や感情の底にあるのが何かわかっていないまま、『怒り』として相手にぶつけることで起こります。



夫が自分を大切にしてくれない、これは怒りの感情ではなく哀しみです。


約束を守ってくれなかったのも、腹が立つけど本心では自分を軽く見ているのかも、本当は私のことなんてどうでもいいのかも・・・というやっぱり哀しみです。



寂しい、悲しい、傷ついているのに、鬼のような表情で声を荒げ「何度言ったらわかるの!!!」と怒るので、相手にはあなたの本当の気持ちが伝わらないのです。




その人にされたことで自分がどういう気持ちになったのかに気づくと、相手にそのことを伝える時に責めたり怒りとしてぶつけるのではなく、



大切にされていないように感じて寂しい

約束を守ってもらえないことで軽く扱われた気分になって悲しかった



という言葉に変えて伝えることができるようになります。




忙し過ぎて期日に間に合わなかった仕事があったとして、上司に頭ごなしに怒鳴られると怖いと思ったり無理な仕事を押し付けて来た上司が悪いとムカついたりしますよね。


でももし上司が「そうか困ったな・・・。 確認しなかった俺の責任だな。 先方には何と伝えようかな」とあなたを一切責めなかったら、その方が申し訳ない気持ちになりませんか?



怒鳴られると悪かったという反省より不快な気持ちが大きくなりますが、相手がそれで困っている落ち込んでいる傷つけてしまったと知れば、本当に悪かったという気持ちになるものなんですよね。




だからどんな時も自分の内面と向き合って、


この怒りの根底にはどのような気持ちがあるの?



と、問いかけることが大事になって来ます。




この確認作業をしないまま我慢したり怒ったり感情にフタをしたりするので自分の本心をどんどん見失うのです。



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