学生時代から続いて来た友人と距離を取っている私ですが、共通の友人からの声かけで久しぶりに会うことになりました。



2人だけではなかったのでとても楽しい時間を過ごせたのですが、距離を置いている友人は私から一切連絡をしなくなったこと、友人からの誘いを素っ気なく何度か断っていること、電話がかかって来ても出ていないという私の変化に一切気づいてなくて、その鈍感さに感心すらしました(;´∀`)





距離を置くと決めたことに迷いはなく悩んでいたわけでもありませんが、長年続いた友人との関係を終わりにするしかなかった寂しさはわりと感じていたのです。




なので会う前は、2人だけになった時に何か聞かれるかも? どう伝えたらいいかな?と考えていたのですが、普通に最後に会った時の話の続きを始めて「今度○○に行かない?」と言って来たり、友人が降りる駅に着くまで何1つ変わらない様子で相変わらず一方的に喋って来ました・・・💧






その時に改めて、友人と私では気質(性質)や物事の感じ方が全然違うのだなぁと思ったのです。






何かを気にしてしまう面はその友人にもあるし、私は1つのことがずっと頭から離れない気質が強い方だけど、気にする中身と気にする方法はそれぞれ異なります。




友人は


こんなことを言うと嫌われるかも・・・

正しいかどうかわからないことは自分の考えとしても言ってはいけない




という思い込みがあり、悩みや問題を解決しようと思わないタイプなので行動は起こさず、思い通りになっていないことを気にして、本人に直接言えないから誰かに話をして気を紛らわせています。





私は


どうしてこんな風になってしまったのかな

自分の接し方のどこに問題があったのかな

相手は何を考えてあんな態度を取ったんだろう




という感じで感傷的になったり、理由や原因を解明したいと思う方なので夫にどう思うか聞いてみたり、いつまでも考え込んでしまうという面倒な性格(^^;)






『気にする性格』と言っても、人によって何をどんな風に気にするのかは違うんですよね。




人から言われたことをずっと気にかけてしまう人もいるでしょうし、逆に「あんなこと言わなければ良かった」と自分の言動を引きずってしまう人もいます。









そういう自分をどう取り扱えばいいのかを、気にしてしまう私なりに考えてみました。





①気にしてしまう性質であることを認める



いつまでも気にする性格を良くないと決めつけるのではなく、そういう部分も含めて自分なんだと理解するということ。


無理をして気にしないようにしよう、自分を変えようとすれば違うストレスが出て来るでしょう。






②気にする性格ゆえに気づくこと、良かったと思うことを書き出す



例えば私は寂しいと感じるのはそれだけ友情を大事に思っていたのだと気づいたし、悩み相談を受ける立場として、気にする性格だからこそ相談者の気持ちに共感ができるので、鈍感じゃなくて良かったと思っています。



友人のようなタイプだったら、余計なことを言わなくて済んでいると捉えると良いかも?

それと誰かに聞いて欲しいだけで、気にしている悩みや問題を解消する気がないことを自覚するといいかもしれません。






③何かを気にかけている時間が1日どれぐらいあるか計って具体的な数字として出す



いつまでも気にしてしまう、考え込んでしまう人は何もしていない時間があるということ。


忙しく体を動かすしかない(何かに没頭している)状況だとアレコレ気にして考えるのが無理になるので、考え込める人はそれだけ時間に余裕があるのですね。




寝る前にあれこれ考えてしまうのはけっこう辛いですが、ずっと同じことを考えているのなら他には大きな問題&悩みがない状態とも言えます。






④仮に1日5時間ほど何もせずスマホとかTVをぼんやり見ながら気になることを気にしている時間があると判明したら、それだけの時間を費やしてまで気にすることに何の意味と価値があるのかを考えてみる



意味がある、価値もあると思えるのならどういう目的があってずっと気にしているのか。
そこまで突き詰めて考えて行くと、時間をかけていることは無駄ではないと思います。




私は納得するまで考えて自分なりの答えを見つけるか、モヤモヤを手放すためにこれ以上考えても無駄!と思えるようになること。


あとは友人と私は違う人間なんだと自分にもっとハッキリとわからせる、というような目的がいくつかあるので、しんどいなーと思いつつこういう時間も必要だと言い聞かせている感じ。





しんどいだけで意味もないし価値なんて感じない。
ヒマですることがないから考えているのかも?と思ったのなら、その5時間あれば何ができていたかを考えてとにかく他のことに時間を使うのが良いでしょう。



楽しいと思えること・生産性のあることを何もせずダラダラと1日を終わらせることで自分を嫌いになったり自己否定したくなることはあります。




いきなり5時間全部何かをするのは無理なので、1時間だけ何も考えずにお笑い番組を見て爆笑するとか、近所をブラブラして本屋とかスーパーで過ごすとか。





気にする時間が少しでも減って来たら、さらに断捨離に時間を費やしてみるとか、いつもより時間をかけて本格的なカレーをスパイスから作ってみるなど、無理をするのではなく興味があるのに先延ばしにしていたことに時間を使って行くようにすれば、さらに気にする時間は減るのかな?と。

 

 

いつまでも気にするのが直せない気質だったら、それを否定したりせず、ましてや気にしなくなる方法を探すよりも、気にする時間を有意義に過ごそうとする、今の自分の性格を活かせる方法を考えることが大切だと思います。





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