サブタイトルである、#彼女が知りたい本当の○○の、○○が一体何だったのかな?とそこがハッキリしなかったけど、最後まで見るとそれなりに良いドラマだったなぁと思ったのが黒木華さん主演の『ゴシップ』
一見性格に問題がありそうな凛々子と、優しく見守る立場を保ちつつ裏がありそうな執行役員の仁和(安藤政信さん)、そして凛々子が編集長を務めることになったカンフルNEWSの仲間たちが、人間関係を構築して行きながら仕事に自分なりのやりがいを見つけて行くという成長物語のようでした。
言葉では冷たく相手を突き放すような言い方ばかりする凛々子だけど、印象的だったのはその凛々子をずっと見て来た行きつけのカフェ店長(りょうさん)が、「凛々子ちゃんはいろんな感情を持っていて、ただそれを表現するのが苦手なだけ」と言っていたこと。
確かにこういう人っているよなぁ~みたいな。
逆に言葉ではいろんなことを伝えてくれるのに、行動が伴っていなくていまいち信頼できない人もいる。
編集部の仲間も最初は無表情で冷たい印象の凛々子に反発していたのですが、凛々子の仕事に対する姿勢、誰に対しても公平な態度を取る様子、一貫して『事実』を伝えようと仕事に打ち込む姿などを見るうちに、凛々子の本質を知るようになり、この編集長となら・・・と仕事に対していい加減で投げやりな態度を変えて行きました。
私がかつて働いていた会社には、まさに凛々子とは逆の口先ばかりの人が何人もいて(苦笑)実はそれほどでもないのに「俺ほど仕事ができる人間はいない」と自分で言ってしまう人、人のミスをみんなの前で指摘したりダメ出しをするのに、そう言ってる本人もミスばかりして自分のミスは笑って誤魔化すとか誰かのせいにして自分を正当化するとか。
そういう人に限って上へのゴマすりはできるので、良いポジションをしっかりと握っているんですよね~💦
だけど発言ではなく行動で判断する人は、そういう人たちを冷めた目で見ていました。

会社の人間に限らず、友人でも恋人でも夫婦でも、本当に自分を好きでいてくれて大切に扱ってくれているのか、その人が本当はどういう人間なのかは行動に表れます。
行動というのも、誕生日には毎年忘れずに「おめでとう」と連絡をくれる、高価なプレゼントを贈ってくれたとかそういうことではなく、
嫌がることをしない
変えようのない過去や外見を否定したりしない
バカにしたり見下すような発言をしない
約束を守る
嘘をつかず本心を打ち明けてくれる
話をちゃんと聞こうとしてくれる
考えを押し付けて来たり支配しようとしない
言ったことを覚えていてくれる
など、こういう行動を見ていかないといけないのです。
悩み相談を受けていると、相手にどれだけ酷い発言をされ、どんなに酷い仕打ちをされているかが綴られているのに、相談者本人にはその自覚がなく「彼のことが好きなので何とかしたい」と訴えて来ることがよくあります。
好きという感情って、尊敬し惚れてしまうような行動を相手が取っていなくても、自分が「この人しかいない」と思い込めば、どんな相手にも持ててしまえるもの、だから厄介なのですね(-_-;)
だけどね、本当に好きに値するような相手だったら、あなたは今そんなに苦しんでいないはずだし、悩まないはずなんですよ(;´∀`)
だから1度、自分のこの好きという気持ちは思い込みなんじゃないのかな?と、冷静に相手が自分に取っている態度を見るようにしましょう。
親友から、彼の暴言が酷い、嫌がることを無理強いして来るという相談を受けたらどのようなアドバイスをしますか?
好きだったらそれぐらい我慢するのは当たり前だと言いますか?
嫌なことをされてもイヤだとも言わず、都合のいい女扱いや酷い仕打ちをされているのに怒りもしないというあなたの行動を見て、彼はこいつには何をしてもいいんだという判断を下しているということです。
誰もがその人の行動で判断しているように、自分も誰かの行動を見てその人を判断しないと、自分は相手を大切に思っているのに相手は自分を大切にしてくれないという状況になってしまいます。
自分の中にある感情や思い、考えなどは言っていかないと、行動で示していかないと相手には伝わらないのです。
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